シャトー・ムートン・ロートシルト
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シャトー・ムートン・ロートシルト 在庫リスト
- 格付け
- 1973年 第1級昇格(1855年 当初 第2級、史上唯一の昇格例)
- AOC
- Pauillac AOC
- 所在地
- 33250 Pauillac, France 📍 Map
- オーナー
- Baroness Philippine の子3名(Philippe/Camille/Julien)2014年〜
- 公式
- chateau-mouton-rothschild.com
詳細データ(16項目)
- 仏語表記
- Château Mouton Rothschild
- 国/地方/地区
- フランス / ボルドー / メドック
- 村・県
- ポイヤック村 / ジロンド県
- 座標
- 北緯 45.2219° / 西経 0.7586°
- 歴史
- 17世紀起源/ 1853年 Nathaniel de Rothschild 男爵取得
- 総支配人
- Jean-Emmanuel Danjoy(2020年〜)/ 前 Philippe Dhalluin(2003〜2020)
- 総面積
- 約 90 ha
- ブドウ畑
- 約 90 ha
- 赤品種構成
- カベルネ・ソーヴィニヨン 約81-83% / メルロ 約15% / CF 約1-2% / PV 約1%
- 白品種
- ソーヴィニヨン・ブラン / セミヨン / ミュスカデル(Aile d'Argent 用)
- グランヴァン
- Château Mouton Rothschild
- セカンド
- Le Petit Mouton de Mouton Rothschild(1993年〜)
- サード
- なし
- 白ワイン
- Aile d'Argent(1991年〜)
- 特記
- 1945年から毎年著名アーティストがラベル画を担当(ピカソ1973・シャガール1970・ウォーホル1975 他)
- 年間生産
- Grand Vin 約300,000本 / Petit Mouton ~180,000本(推計)
シャトー・ムートン・ロートシルトとは|118年目の悲願を達成した、唯一の昇格シャトー
(2013-04-29 酒井 浩 撮影)
シャトー・ムートン・ロートシルト(Château Mouton Rothschild)は、ボルドー地方メドック地区ポイヤック村に位置するメドック格付け第1級の名門です。1855年のパリ万博に伴うボルドー・メドック格付けが制定されて以来、史上唯一「第2級から第1級」への昇格が認められた、特別な歴史を持つシャトーです。
Premier je suis, second je fus, Mouton ne change.
われ第1級なり、かつて第2級なりき。されどムートンは変わらず。
1922年にわずか20歳でシャトー経営を引き継いだフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵は、品質・熟成・流通のすべてに革命を起こしました。そしてついに1973年、118年ぶりの格付け改定で第1級への昇格を勝ち取り、「5大シャトー」が誕生しました。
写真は、シャトー敷地内に建つ新古典主義様式のパヴィリオン「Le Petit Mouton」。三連アーチと古典的なペディメントが印象的で、春の芝生と青空に映える佇まいは、ムートンが体現する「格調」と「革新」の象徴です。
※ 本ページの現地写真は、いずれも 2013年4月29日にプラチナワイン代表 酒井 浩 がボルドー・ポイヤック村のシャトー・ムートン・ロートシルトを訪問した際に撮影したものです。
訪問者を迎えるトピアリーのグラベルアプローチ
(2013-04-29 酒井 浩 撮影)
シャトー正門をくぐると、卵型に刈り込まれたイチイのトピアリーが左右に整然と並ぶ、白いグラベル(砂利)のアプローチが待ち受けます。奥にはLe Petit Moutonの新古典主義ペディメントが顔を覗かせ、左側には春の剪定を終えたばかりのブドウ畑が広がります。
幾何学的に配されたトピアリーが描く直線の美しさは、まさにフランス式庭園の典型。訪問者はこの道を歩むごとに、1853年以来ロスチャイルド家が守り続けてきたシャトーの威厳と美意識を肌で感じることになります。
(2013-04-29 酒井 浩 撮影)
広大な敷地を離れた位置から望む正門方向の眺望。黒い鉄柵に挟まれたグラベルアプローチと、遠くにそびえるシャトーの建物群が、ポイヤック村の平原の中にくっきりと浮かび上がります。
ロスチャイルド家の美意識|建築、紋章、そしてワイン神
ムートン・ロートシルトは、単なるワイン生産者ではありません。ロスチャイルド家が250年にわたって蒐集してきた美術品・考古学コレクション・建築意匠が敷地内の至るところに配され、訪れる者を芸術のワインカルチャーへと誘います。
(2013-04-29 酒井 浩 撮影)
芝生にひっそりと鎮座する古代エジプト様式のスフィンクス石像。ロスチャイルド家の美術・考古学への深い造詣を象徴します。
(2013-04-29 酒井 浩 撮影)
シャトー内の石壁に掲げられた、雄羊(ムートン)の角を持つ石灰岩の頭部レリーフ。「ムートン=羊」の名と紋章に由来する象徴的装飾で、1級昇格後にフィリップ男爵が各所に配したものです。
(2013-04-29 酒井 浩 撮影)
玄関ホールに鎮座する、ワイン杯を高く掲げるブドウの神バッカスのブロンズ像。ブドウの葉と房の冠を纏い、シャトーに足を踏み入れた瞬間から、訪問者をワインの世界観へと誘います。
(2013-04-29 酒井 浩 撮影)
メドック街道沿いのブドウ畑に立つ、ロスチャイルド家の紋章「ダビデの星(六芒星)」を頂くシャトー境界標識のオベリスク。春の剪定直後のブドウ樹とポイヤックの青空の対比が、1855年以来続くブドウ栽培の歴史そのものを物語ります。
チャイ(樽熟成庫)|大樹の緑陰に集う訪問者たち
(2013-04-29 酒井 浩 撮影)
チャイ(樽熟成庫)前の中庭では、ガイドの説明に耳を傾ける訪問者たちの姿が見られました。中央には中庭に大きく枝を広げる巨大な落葉樹。その緑陰は、ボルドーの厳しい夏の日差しから人々を優しく守ってくれます。
奥の白い建物はチャイ入口と作業場。この先には、オーク新樽で熟成される最新ヴィンテージが、気温・湿度を厳密に管理された空間の中で静かに眠っています。
2013年竣工|新ヴィナリー「Le Grand Chai」の誕生
(2013-04-29 酒井 浩 撮影)
訪問時(2013年4月)、私は奇跡的なタイミングで新ヴィナリー「Le Grand Chai(ル・グラン・シェ)」の姿を目にすることができました。ボルドー建築家 Bernard Mazières の設計による、象徴的な巨大な木製アーチと円窓を備えた白亜のファサード。訪問時はまだ外構工事のショベルカーが入っており、完成直後の真新しい姿そのものでした。
この新ヴィナリーは、ムートンが21世紀の品質革命に踏み出した象徴です。2013年に収穫されたヴィンテージが、このピカピカの設備で発酵・熟成されることになりました。「伝統と革新の両立」——バロン・フィリップから受け継がれたムートンのDNAが、次の100年へと引き継がれた瞬間です。
2013年 シャトー訪問記|市場未投入の2011年ヴィンテージ先行試飲
2013年4月29日。プラチナワイン代表 酒井 浩は、シャトー・ムートン・ロートシルトの敷居を跨ぎました。2000年のVINEXPO TOKYOで、バロネス・フィリピーヌ・ド・ロスチャイルド氏から直接1993年ムートンを注いでいただいた、あの衝撃の体験から13年の歳月を経て、ついに本拠地を訪れる時が来たのです。
(2013-04-29 酒井 浩 撮影)
見学の冒頭、私たちは石壁の上映室で、ムートンの歴史を紹介するフィルムを視聴しました。折りたたみ椅子が整然と並ぶ重厚な空間。スクリーンに映し出されるのは、1973年の1級昇格、アーティストラベル誕生の軌跡、そしてフィリップ男爵とフィリピーヌ氏へと続く家系の物語——。
(2013-04-29 酒井 浩 撮影)
そして訪問のクライマックスは、このシャトーを象徴する楕円形テイスティングルームへ。錬鉄の円環を複雑に組み合わせた脚部と、ブロンド材の一枚板天板。天窓から降り注ぐ自然光と、木製鎧戸付きの窓——すべてが「格調」というひと言で表現される空間でした。
(2013-04-29 酒井 浩 撮影)
市場にはまだ出ていない、瓶詰めしたばかりの2011年ヴィンテージを3つのグラスに分けていただきました。
テーブルに置かれたのは、まさにそのボトル。市場未投入、瓶詰め直後の2011年ヴィンテージ。3つのグラスに注がれた若き王者——カシス、スミレ、スパイス、鉛筆の芯——複雑に重なる香りと、ピンと張った酸味、緻密なタンニンの骨格。このワインが20年後、30年後にどのような熟成の弧を描くのか——それを想像する時間は、ワイン商としての40年間で最も豊かな瞬間のひとつでした。
1973年|巨匠の死と、王座への帰還
(2026-04-19 酒井 浩 撮影)
1973年、シャトー・ムートン・ロートシルトが格付け第1級に昇格したその年、20世紀最大の芸術家パブロ・ピカソは、4月8日に91歳でその生涯を閉じました。
ラベルを飾る『バッカス祭(Bacchanale)』。もともとピカソが生前にシャトーに贈っていたこのデッサンを、バロン・フィリップは「ピカソへのオマージュ(追悼ラベル)」として採用することを決めたのです。本来、118年ぶりの昇格の祝杯となるはずだったラベルは、同年に没した巨匠への「鎮魂歌」となりました。
Premier je suis, second je fus, Mouton ne change.
われ第1級なり、かつて第2級なりき。されどムートンは変わらず。
ラベル下部に刻まれたこの一文には、バロン・フィリップの不屈の精神が凝縮されています。昇格前の標語「Premier ne puis, second ne daigne, Mouton suis.(第1級にはなれぬが、第2級には甘んじぬ。われはムートンなり)」からの変更は、118年間の悲願達成の瞬間をそのまま刻印した、ワイン史で最も美しい「言葉の革命」のひとつです。
死と勝利、そして芸術。この三つが同時に訪れた1973年は、ムートンにとって、そして世界のワイン史にとって、永遠に忘れられないマイルストーンなのです。
2000年にVINEXPO TOKYOで私がバロネス・フィリピーヌ氏から直接ワインを注いでいただいた際、その手に宿っていた気高き誇りは、間違いなくこの1973年の勝利から連綿と続くものでした。
アートラベルの系譜|塩田千春 2021年、日本人2人目の快挙
フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵は1946年、シャトーの戦後再出発にあたり、「毎年異なるアーティストがラベルを手がける」という画期的な試みを始めました。以降ピカソ、シャガール、ミロ、ダリ、ウォーホル、ヘンリー・ムーア、ジェフ・クーンズ——世界のトップアーティストがムートンのラベルに作品を残してきました。
そして日本人アーティストの採用は、1979年の堂本尚郎氏以来、2021年の塩田千春氏で2人目という希少な快挙です。
(2026-04-19 酒井 浩 撮影)
ベルリンを拠点に活動する現代美術家塩田千春(しおた ちはる)氏のデザインは、まるで血管のように張り巡らされた赤い糸がブドウの房を包み込む、生命力に満ちた作品です。タイトルは「Universe of Mouton」——人と自然、そしてワインが織りなす無限の繋がりを象徴しています。
「赤」が繋ぐ、日本とムートンの新たな歴史。
2000年のVINEXPOでバロネス・フィリピーヌ氏から直接ワインを注いでいただいたあの衝撃から20数年。こうして日本人の感性がムートンの「顔」となる時代に立ち会えることは、ワイン商として、そして一人の愛好家として深い感慨を覚えます。
2005年 オリジナル木箱(OWC)|完璧なコンディションの証
(2026-04-19 酒井 浩 撮影)
プラチナワインが誇る至宝のひとつ、シャトー・ムートン・ロートシルト 2005年。ボルドーの歴史的グレートヴィンテージと称される2005年は、パーカーポイントも極めて高く、今後さらに価値が上がる資産価値の高い1本です。
このヴィンテージは、シャトーから出荷された当時のままのオリジナル木箱(OWC = Original Wooden Case)に収められています。シャトーの紋章が刻印された松材の木箱は、並行輸入品とは一線を画す「出所が確かなルートのワイン」である証です。
(2026-04-19 酒井 浩 撮影)
木箱を開封した直後の様子。シャトーのエンブレムが刻印された専用の薄紙に包まれたボトルが整然と並びます。2005年ラベルはイタリアの彫刻家ジュゼッペ・ペノーネ氏が手がけており、この保護紙を剥がす瞬間が、至高のヴィンテージと対面する最初の一歩となります。
「歴史を知り、現場を知り、現物を持っている」——1973年の勝利を知り、2013年にシャトーを訪問し、2005年の完璧な在庫を日本のセラーに保管する。プラチナワインがお届けするムートンは、このような一貫したストーリーに裏打ちされた1本です。
贈り物に最適な「アートとワインの融合」
シャトー・ムートン・ロートシルトは、1946年以降、毎年世界最高峰のアーティストが異なるラベルをデザインしています。ピカソ、シャガール、ミロ、ウォーホル、バスキア、ジェフ・クーンズ、そして2021年の塩田千春——。
つまり、ムートンを贈るということは、その年の「世界最高のワイン」と「世界最高のアート」の両方を同時に贈るということ。還暦・古希・お誕生日・周年・結婚記念日——生まれた年のムートンを選ぶことで、「その年」そのものを記念する唯一無二のギフトが完成します。
- 記念日ギフト:生まれ年ヴィンテージや結婚年ヴィンテージでお探しします
- 特別な手土産:1級シャトーの名にふさわしい、格調ある1本
- 資産価値:保管環境の整ったセラーでの長期熟成に耐える逸品
プラチナワイン代表 酒井 浩 が2013年の現地訪問で培った知見と、40年超のワイン商としての目利きでお選びする1本は、必ずやお贈りする方に「特別な体験」を届けます。
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