1971年 シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド 赤ワイン

Chateau Pichon-Longueville Comtesse de Lalande
1971年 シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド|メドック格付け第2級ポイヤック
1971年ヴィンテージ
1971年のボルドーは、開花期の天候不良で収量を落としたが、夏から秋にかけては好天に恵まれ、凝縮感のある優れたブドウを得た年である。前年1970年の偉大なヴィンテージの影に隠れがちだが、骨格と優美さを兼ね備えたワインが多く、特にポイヤック地区においては時の流れを糧に風格を増していく作柄として知られる。

シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド
シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド(Chateau Pichon-Longueville Comtesse de Lalande、通称「ピション・ラランド」)は、ボルドー・ポイヤック村の南端、シャトー・ラトゥールおよびサン・ジュリアン地区との境界に隣接する1855年メドック格付け第2級の名門シャトーである。第1級のラトゥールにそのまま接する好立地と、ポイヤック由来の力強さの中にマルゴーを思わせる優美さを兼ね備えたスタイルから、長きにわたり「第1級に最も近い第2級」「スーパー・セカンド」と評され続けてきた。シャトーの起源は17世紀末に遡り、当初はピション・ロングヴィル家のひとつのシャトー(ピション男爵領)として運営されていた。19世紀半ばに家族間で領地が分割され、北側の畑がシャトー・ピション・ロングヴィル・バロン(通称「ピション・バロン」)に、南側の畑が当地に残るシャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドへと別れた。「コンテス・ド・ラランド」とは、相続権を持っていた女主人ヴィルジニー・ド・ピション・ロングヴィル伯爵夫人(後にラランド伯爵と婚姻)の名にちなんでおり、その名のとおり長く女性の手によって守られてきた歴史を持つ稀有なシャトーである。20世紀に入ると、1925年にエドゥアール・ミアイユ(Edouard Miailhe)がシャトーを取得し、ミアイユ家の管理下に入った。1971年当時はミアイユ家の流れの中で運営されていた時代であり、伝統的な造りでマルゴーにも通じる優美さを湛えるワインが生み出されていた。1978年にエドゥアールの娘であるメイ=エリアン・ド・ランクザン女史(May-Eliane de Lencquesaing)が経営を引き継ぐと、シャトーは黄金期を迎える。彼女は革新的な醸造設備の導入と区画ごとの精緻な栽培管理を進め、1980年代から1990年代にかけて、ピション・ラランドはポイヤック格付け第2級の頂点に君臨するシャトーへと押し上げられた。とりわけ1982年、1986年、1995年、1996年といった偉大なヴィンテージで生み出されたワインは、第1級格付けに匹敵する評価を獲得し、メイ=エリアン女史を「ボルドーを代表する女性醸造家」として世界的な名声を得させた。2007年にはシャンパーニュの名門メゾン、ルイ・ロデレール(Champagne Louis Roederer)がシャトーを取得し、現在は同社の管理下のもと、総支配人ニコラ・グリュミノーの指揮による次世代の品質追求が進められている。畑は約89ヘクタールに及ぶ広大なもので、シャトー・ラトゥールに隣接する区画と、ポイヤック南端からサン・ジュリアン地区にかけて広がる区画から構成される。植栽の構成は、ポイヤックの中では異例にメルロー比率が高い点が大きな特徴であり、おおむねカベルネ・ソーヴィニヨン約45パーセント、メルロー約35から40パーセント、カベルネ・フラン約12パーセント、プティ・ヴェルド約8パーセント前後というブレンドを基本としている。この高いメルロー比率が、ポイヤック由来の力強さに官能的な丸みと香り高さを加え、ピション・ラランド独自の華やかで優美なスタイルを生み出している。醸造はフレンチオーク樽(新樽比率は概ね60パーセント前後)による18ヶ月程度の熟成を経て、力強さと優雅さを兼ね備えたワインが生み出される。セカンドワインには「レゼルヴ・ド・ラ・コンテス」(Reserve de la Comtesse)を擁し、また少量ながら同名の白ワインも生産されており、ポイヤック格付けシャトーとしては稀な存在となっている。

味わいの特徴
カベルネ・ソーヴィニヨンを軸に、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドをブレンドするピション・ラランドの古典的構成。55年の歳月を経た現在、若い頃のしなやかな果実味はドライプラム、黒スグリのリキュール、ザクロのコンフィへと昇華している。グラスからは熟成由来の複雑なトリュフ、なめし革、紅茶葉、葉巻の葉、シダーの香りが豊かに立ちのぼる。タンニンは完全に絹のような質感へと変化し、酸はワインの骨格を静かに支える。余韻には乾いた花の優美さとポイヤック古酒特有のミネラル感が長く残り、第2級格付けの風格を体現する一本である。

1971年という時代
1971年は昭和46年。日本では銀座にマクドナルド1号店が開店し、日清食品からカップヌードルが発売され、消費社会の新たな潮流が生まれた年である。世界では8月にニクソン・ショックが起こり、ドルと金の交換停止という戦後経済体制の転換点を迎えた。半世紀を超えた時を経たこの一本は、グラスの中にその時代の空気の重みを静かに伝えてくれる。
1971年 ボルドー地方 オーメドック地区 ポーイヤック村 フランス
商品コード:7900512
¥165,000(税込)
¥150,000(税抜)
在庫: 3本
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父の退職祝いとして、父の入社年のワインを送りました。思い入れのある記念のプレゼントとして利用する方が多いと思いますが、こちらの想いにきちんと応えて下さっていると思います。

クローバー 様100点

彼にはじめての誕生日プレゼントだったのでずっと悩んでいたのですが、ワイン大好きな彼にピッタリだと思い生まれた年の1971年のワインを選びました。すごく感激してくれた彼。ワインにしてよかったです。

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