シャトー・カントメルル 情報
生産国:フランス
生産地:ボルドー地方 オーメドック地区 マコー村
格付:メドック第5級
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン メルロ カベルネ・フラン
セカンドラベル: バロン・ヴィルヌーヴ・ド・カントメレル
白ワイン:
公式サイト: http://www.cantemerle.com/
シャトー・カントメルルの特徴
フランスで愛飲されているワイン銘柄の1つに、シャトー・カントメルルという銘柄があります。カントメルルという名称は、庭園でさえずるクロツグミという意味を持っています。年間生産量35万本、平均樹齢25年で、多くの人々に愛されている銘柄です。
収穫は、手摘みによって行われています。畑では4台の選果台、醸造所ではバイブレーター式選果台を用いて、きちんと選別を行います。6日間から8日間、十分に発酵させて、深い味を引き出しています。
シャトー・カントメルルの特徴は、しなやかなフルーティーさ、リッチな感覚、強烈なブーケにあります。甘酸っぱさのあるチェリー、レッドカラント、アカシア、クランベリー、レーズンといった独特の香りにも注目が集まっています。ワインにはそれぞれの飲み頃があります。シャトー・カントメルルの場合は、収穫後の5年から15年が飲み頃とされ、この期間内に飲むことが推奨されます。
ワインは、年度によって出来具合が大きく変わってしまうことがありますが、シャトー・カントメルルは1970年代、1980年代でスランプ気味でした。また、1999年度は良くないと言われます。しかし、それ以降は次第に持ち直し、良質なワインとして人気を集めるようになりました。
シャトー・カントメルルの歴史
フランスには、長い歴史を持っているワイン銘柄が多数あります。例えば、シャトー・カントメルルという銘柄は、14世紀頃から生産が始まった銘柄なので、数百年という歴史を持っています。シャトー・カントメルルのワイン生産が始まったのは、より正確な年度では1354年とされています。収穫の10分の1という税金が徴収されていたこと、ワイン1樽を支払っていたこと、という記録が残っているため、明らかになっているのです。
シャトー・カントメルルも、他のワインと同じように、何代も所有者が変わっています。16世紀頃から本格的な生産が行われるようになり、ブドウ栽培地が開拓されて、地域の主な事業となりました。更に、17世紀に入るとシャトーの規模がますます広がっていきました。
1855年に開催された万国博覧会の際の格付けで、最初はシャトー・カントメルルには高い評価が与えられていませんでした。しかし、後には高い評価がなされ、格付けが行われるに至りました。第5級クラスのワインとして、格付けのリストに追加されることになったのです。後の万国博覧会では、更に高い評価を受けて、シャトー・カントメルルは銀メダルを獲得するまでになっているのです。
シャトー・カントメルルを探す
お電話でのお問合わせ、ご注文も可能です。※[会社概要]参照
シャトー・カントメルルはボルドー地方 オーメドック地区 マコー村にある格付シャトーです。
凝縮された果実味豊かで重くそしてパワフル、そしてふくよかで複雑味溢れるボルドーワインのイメージ。
フランス革命後の1855年、パリ万国博覧会開催にあたり、ナポレオン3世がフランスの各ワイン生産地にワインを出展するよう要請したのがきっかけで、ボルドー市商工会議所が、メドック
から58の赤ワイン生産者、グラーヴから一つの生産者を選び、また甘口白ワインのソーテルヌとバルサから21生産者を選び格付けを行ないました。
シャトー・カントメルルは格付のワインとして、100年以上もの長い歴史を持ち、メドック第5級としての品質の維持につとめてきました。 またそれは年も変わりありませんでした
シャトーで眠る樽に入ったワイン |
キャプション木箱 |
シャトー・カントメルルとパーカーポイント
このワイン、シャトー・カントメルルほど私を魅了して毎年の出来を楽しみにさせてくれるワインは無い。緻密さと繊細さが表裏一体となり、絡みつくように口の中を広がる味わい。 そしてシャトー・カントメルルにしかない官能的な味わい。一口飲むと実感するビロードのようななめらかさ。そして、ほのかに甘みを感じさせるタンニンがフレッシュな果実の甘さとそしてエレガントな酸との絶妙なバランスが調和している。
このワインに合う料理
シャトー・カントメルルに合う料理はこんな料理

このワインに合わせたいおつまみ
シャトー・カントメルルに合う料理はこんな料理


ボルドーは人口20万人を超える大都市でもある。

ボルドーのワインショップ