シャトー・ベイシュヴェル 情報
生産国:フランス
生産地:ボルドー地方 オーメドック地区 サンジュリアン村
格付:メドック第4級
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニョン メルロ カベルネ・フラン プティ・ヴェルド
セカンドラベル: アミラル・ド・ベイシュヴェル
白ワイン:
公式サイト: http://www.beychevelle.com/
シャトー・ベイシュヴェルの特徴
ボルドー地方・オーメドック地区・サンジュリアン村といったワイン生産地で有名になっている銘柄には、例えばシャトー・ベイシュヴェルなどがあります。シャトー・ベイシュヴェルは第4級という格付けがなされていて、多くのワイン愛好家を満足させている銘柄です。有名銘柄であればあるほど、特徴を理解しておくことが、味を楽しむためのコツとなります。
ボルドー地方において生産されるワインは、品種のブレンドが基本とされます。複数の品種を作り手の技術によって、ブレンドさせていくのです。適切な比率で造られたワインは、本格的な味わいを持つようになります。シャトー・ベイシュヴェルの場合は、見事な比率が保たれています。
若い間にはタンニン分が豊富に含まれていて、パワフルさが目立っているのがボルドーワインの特徴です。年が経つと、次第に落ち着いていき、滑らかになったり、エレガントさを備えたりするようになります。落ち着いてきた頃が、シャトー・ベイシュヴェルの飲み頃として人気の高いワインとなります。
ワインには当たり年と言われる年度があり、非常に高いクオリティーが見られます。シャトー・ベイシュヴェルの場合、1982年が当たり年で、愛飲家を楽しませます。
シャトー・ベイシュヴェルの歴史
シャトー・ベイシュヴェルの歴史は、16世紀に始まり、シャトー・ベイシュヴェルの持ち主であるフランス海軍の提督、エペルノン公爵に敬意を払って、ジロンド河を通過する船舶の船乗りたちは、彼の城の前では、ベッセ ヴォワール、帆を下げよ、と叫んで、帆を下げて通過することが慣例となっており、やがて、この言葉の語源から、彼の城は、ベイシュヴェルと名付けられるようになりました。
そして、ボルドーのなかでも、ベイシュヴェルの城は、もっとも美しい城として知られていましたが、1757年になると、所有者のブラシェ侯爵は、この城を取り壊し、その石材を使用して、新たな城を建築しました。
さらに、シャトー・ベイシュヴェルでは、このブラシェ侯爵により、素晴らしいワイン造りを行っていましたが、やがて、フランス革命によって、跡継ぎが追放されると、その名声には陰りが漂うようになって行きました。
その後、シャトー・ベイシュヴェルは、銀行家のアルマン・アイン氏の所有となり、急速な復興を遂げるようになりますが、彼の孫の代が過ぎると、所有権は、パリの保険会社の大手グループに移され、やがて、1989年には、保険会社グループと、日本のサントリーの共同出資会社の経営となりました。
このようなシャトー・ベイシュヴェルのワインは、早くから飲める親しみやすさと、エレガントな美味しさで、多くのレストランの信用も高い人気のワインです。
シャトー・ベイシュヴェルを探す
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シャトー・ベイシュヴェルはボルドー地方 オーメドック地区 サンジュリアン村にある格付シャトーです。
ワインの女王と呼ばれるボルドーワインはライバルブルゴーニュと比較して濃厚でパワフル、渋みとボリューム感溢れる重いワインというイメージでしょうか。
フランス革命後の1855年、パリ万国博覧会開催にあたり、ナポレオン3世がフランスの各ワイン生産地にワインを出展するよう要請したのがきっかけで、ボルドー市商工会議所が、メドック
から58の赤ワイン生産者、グラーヴから一つの生産者を選び、また甘口白ワインのソーテルヌとバルサから21生産者を選び格付けを行ないました。
シャトー・ベイシュヴェルは格付のワインとして、100年以上もの長い歴史と、伝統を持ち、素晴らしいワインの数々を世に送り出してきました。
シャトーで眠る樽に入ったワイン |
キャプション木箱 |
シャトー・ベイシュヴェルが大好き
これ程まで私を虜にするシャトー・ベイシュヴェル。まさにメドック第4級を代表する偉大なワインとして相応しい味わいとクオリティーを持つと言って良い。是非一度は飲んでおくワイン。
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ボルドーは人口20万人を超える大都市でもある。
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