1973年 シャトー・ラフィット・ロートシルト 赤ワイン

Château Lafite Rothschild
1973年 シャトー・ラフィット・ロートシルト|ポイヤック第一級格付け
1973年ヴィンテージ
1973年のボルドーは冷涼で雨の多い夏となり、なかでも8月の降雨が目立った年とされます。収穫量そのものは多い豊作年でしたが、雨を吸った果実は水分を多く含み、全体としては軽やかで線の細いワインが多く生まれました。一方で、選果を厳しく行った格付けシャトーは、この条件のなかでも健闘したと評されています。ラフィットの1973年も、力強さや凝縮感で語られる年ではありません。メドックの第一級らしい品位とバランスを保ちながら、穏やかで繊細な骨格に仕上がった一本と考えられます。

シャトー・ラフィット・ロートシルト
シャトー・ラフィット・ロートシルト(Ch?teau Lafite Rothschild)は、ボルドー左岸メドック地区の北部、ポイヤック村の最北端にあります。1855年のメドック格付けで第一級(Premier Grand Cru Class?)に選ばれた4シャトーの一つであり、当時の公式リストの筆頭に記されたことでも知られています。南隣にはシャトー・ムートン・ロートシルト、村の南寄りにはシャトー・ラトゥールがあります。北はジャル・デュ・ブルイユと呼ばれる小川を境にサン・テステフ村と接しており、その対岸にはシャトー・コス・デストゥルネルが建っています。

ポイヤックは、ジロンド河の流れが運んだ厚い砂利質の台地が幾重にも連なる土地です。水はけのよい砂利がブドウの根を地中深くへ導き、カベルネ・ソーヴィニヨンを完熟させます。こうして生まれるのが、引き締まったタンニンと長い熟成力を備えたワインです。この村にはラフィット、ムートン、ラトゥールの第一級3シャトーのほか、ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド、ピション・ロングヴィル・バロン、ランシュ・バージュ、デュアール・ミロン・ロートシルトといった名だたる造り手が集まっています。ボルドーでもっとも格付けシャトーの密度が高い村の一つです。

ラフィットの名がワインの世界で広く知られるようになったのは、17~18世紀のセギュール家の時代とされます。「葡萄の王子」と称されたニコラ=アレクサンドル・ド・セギュール侯爵のもとで、ヴェルサイユの宮廷にまで名声が届いたと伝えられています。1868年、ジェームズ・ド・ロスチャイルド男爵が競売でこのシャトーを440万フランで購入し、以後ロスチャイルド家による所有が今日まで続いています。エリック・ド・ロスチャイルド男爵は1975年から同社を率いていました。1973年当時の運営者は、確認できた出典では特定できていません。2017年には、エリック男爵の娘サスキア・ド・ロスチャイルドがドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(DBR)の会長職を継ぐと報じられました。さらに2018年3月31日付で、ジャン=ギヨーム・プラが社長兼CEOに就任しています。サスキアは同家で初めて女性としてトップに立ったことでも注目を集め、2018年以降はサスキアのもとで新たな時代を歩んでいます。

畑はおよそ110ヘクタール前後とされ、深い砂利層が石灰質の下層土を覆う、なだらかな丘に広がっています。ジロンド河に近いため霜の害を受けにくい穏やかな微気候に恵まれ、ブドウの平均樹齢は約40年と紹介されています。植栽はカベルネ・ソーヴィニヨンが約70%前後、メルローが約25%前後、カベルネ・フランとプティ・ヴェルドが残りの数%を占めるとされます。1845年に取得したカリュアド台地の区画は、セカンドワイン「カリュアド・ド・ラフィット」の名の由来にもなっています。

醸造では区画ごとに丁寧に仕込み、敷地内の自社樽工房で造られたオーク樽で18~20か月前後熟成させるとされます。新樽の比率はグラン・ヴァンではほぼ全量に近いと伝えられています。年間の生産量は15,000~25,000ケースとされ、厳しい選別を経たものだけが「ラフィット」の名を名乗ります。1855年以来、第一級の格付けは一度も揺らいでいません。くしくも1973年は、隣人ムートン・ロートシルトが第一級へ昇格した年でもあります。

味わいの特徴
品種構成は、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体にメルローを加え、カベルネ・フランやプティ・ヴェルドを少量補うのが基本とされます。若い頃は、カシスや赤スグリの果実に、鉛筆の芯や杉の香り、スミレを思わせる花の香りを備えていたと考えられます。冷涼な年らしく、口当たりは軽やかだったと考えられます。それから53年を経た現在は、果実が干したプラムや煮詰めたベリーの穏やかな甘みへと移ろっていることが期待されます。そこに、なめし革、枯葉、紅茶、湿った土、かすかなトリュフや葉巻の箱といった熟成香が重なっていることが期待されます。タンニンはすでに溶けきり、絹のようにほどけた質感になっていることが期待されます。酸は細く、なお全体を支え、繊細で儚い余韻が静かに続くことが期待されます。軽やかな年の古酒のため、抜栓は数日前からボトルを立てて澱を沈めてから行うとよいでしょう。飲む直前に静かにデキャンタし、16~17℃前後で、開いてから短い時間のうちに味わうのが目安です。

1973年という時代
1973年には、1月にベトナム和平を定めたパリ協定が結ばれ、10月にはシドニー・オペラハウスが開館しました。同じ10月に始まった第一次オイルショックは、日本でもトイレットペーパーの買い占め騒動を引き起こし、高度経済成長の終わりを告げる出来事となりました。ボルドーでは、ムートンの第一級昇格という歴史的な年でもあります。この年に生まれた方の誕生年や、ご結婚から節目を迎えるお二人にとって、同じ時を重ねてきた一本です。華やかさよりも、時がそっと磨いた静けさのなかにこそ、ワインの本当の姿は宿っています。
1973年
商品コード:5000004
¥286,000(税込)
¥260,000(税抜)
在庫: 1本
✓ 全品木箱入りでお届け
✓ ラッピング・紙袋 無料
✓ 即日発送対応
VISIT US
当日ご来店販売(要ご予約)のご案内
古酒・ヴィンテージワインを今日買えるお店 | 
東京都港区白金台2-7-1
›

お探しの誕生年をお選びください

年
1万円台 2万円台 3万円台 5万円台 10万円台 20万円台 30万円台 50万円台 100万円以上 300万円以上

ギフトに生まれ年のワインを贈りませんか?

大切な人へのプレゼント。いつも何を贈ったらいいか頭を悩ませていませんか?
贈り物の一番のコツは「相手を思いやる気持ち」。贈る相手の生まれ年に収穫され造られたワイン — こんな素晴らしい贈り物が他にあるでしょうか。例えワイン好きでなくても、きっと喜んでくれるはずです。

同じ年に収穫された葡萄で作られ、同じ年月を経て熟成された神聖なワイン。
人生の様々なシーンで、生まれ年のヴィンテージワインは特別な演出をしてくれます。

誕生日プレゼントに
結婚記念日・両親への感謝に
会社の創立記念として
卒業・入学・就職のお祝いに
クリスマス・バレンタインに

ギフトに生まれ年のワイン
Platinum Wine プラチナワイン 白金台

木箱入りでお届け全品木箱入り
紙袋を無料でお付け紙袋無料
ゴールドラッピング包装ラッピング無料
ゆみ 様95点

両親の結婚30周年に生まれ年のヴィンテージワインをプレゼントしてみました。木箱や袋なども、とても喜んでました。私が飲めないのが残念で95点の評価です(笑)

猫山市長 様88点

新年会の主賓ご指定のビンテージを入手でき、嬉しく思っています。配送は迅速、ラッピングもよいセンスでした。デパートや他の専門店でも見つからなかったので、感激しています。

かおり 様100点

父の退職祝いとして、父の入社年のワインを送りました。思い入れのある記念のプレゼントとして利用する方が多いと思いますが、こちらの想いにきちんと応えて下さっていると思います。

クローバー 様100点

彼にはじめての誕生日プレゼントだったのでずっと悩んでいたのですが、ワイン大好きな彼にピッタリだと思い生まれた年の1971年のワインを選びました。すごく感激してくれた彼。ワインにしてよかったです。

はじめてヴィンテージワインをお選びになる方へ

🔍

鑑定済みの本物

プロソムリエが仕入れ時に本物を鑑定。お届け商品の状態も丁寧に確認しております。

🌡

温度管理された保管

全商品、温度・湿度を管理した専用セラーで保管しています。ヴィンテージワインの風味を守ります。

🚚

クール便直送

遠方でも夏場でもご安心。クール便(無料)で温度変化を抑えて直送いたします。

💬

選び方相談OK

誕生年・記念日・ご予算など、お気軽にご相談ください。LINE・電話で専門家がご提案します。

生まれ年のワインで、特別な想いを届けませんか?

1926年〜2020年の希少なヴィンテージワインを取り揃えています

お問合せ・ご相談はこちら
LINE LINEで問い合わせ 問合せ

ヴィンテージワインを探す

ギフトに生まれ年のワイン 一覧へ »