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イタリアワイン ヴィンテージチャートについて
このヴィンテージチャートは、イタリアの主要ワイン産地における1960年から2023年までの年ごとの品質評価を示しています。収集したデータは複数の信頼できる情報源(ワイン専門家、評論家、各地域のワイン協会など)に基づいています。 対象ワイン地域
特筆すべきヴィンテージ
最高の年(多くの地域で5つ星)
困難な年(多くの地域で1〜2つ星)
ご注意
ヴィンテージチャートとはヴィンテージチャートとは、ブドウの出来・不出来といった葡萄の作柄や、出来上がったワインの品質や一般的評価を表した表のこと。 葡萄の作柄、葡萄の出来・不出来とは?一般的に、ブドウの生育状態の良い年はグレートヴィンテージと言われ、糖度が高く、果実味が凝縮された葡萄が出来るため、アルコール度も高く長期熟成に向くワインになると言われていています。 一方で気温が上がらなかったり雨や雹の災害に見舞われたりなど天候に恵まれずブドウの生育が芳しくなかった年はバットヴィンテージと言われ、早飲みタイプのワインが多く、生産された数も少ない為、年月とともに入手困難となる傾向があります。 ただ、「豊作」と言っても収穫量が多いだけで、品質は低下した年もありますし、逆に天候の影響で生産量はごく僅かになってしまった年でも、出来上がったワイン自体は品質の高いものが出来ることもあります。 また一般的に失敗年と言われるとしても、生産者によっては厳密な選果の結果良質なワインを造ることに成功するものもあれば、一般的には平年並みと言われていても、完熟を待ちすぎて収穫のタイミングを逃し雨の被害に合う等、生産者による違いにもよるため、一概にヴィンテージチャートだけでの判断は難しい事も事実です。 なぜヴィンテージチャートは重要なのか?ワインを取り扱う上でヴィンテージの評価は、ワインの価値に直接関係する大事な要素です。例えば同じ生産者のワインでも、不作の年のものは当たり年に比べて価格が低くなります。 ただ、ワインの価値はそれだけでは決まりません。生産量が少なかったり、古いヴィンテージとなると、稀少性が高くなりワインの値段は跳ね上がります。そのワインを何時どこで手に入れるか、仕入れのルートや保存状況も関係します。ヴィンテージワインの価値は、様々な要素が関わっているのです。 それでも、ヴィンテージを理解する、と言うことは、ヴィンテージワインを取り扱う上で非常に重要な要素なのです。ワインの成分のバランスは取れているか、酸が強すぎたり果実が熟しすぎてはいないか、ヴィンテージはその年のニュアンスやその年の特徴を現す目安になっているのです。 尚、以下はフランスとイタリアのヴィンテージチャートになりますが、当社が扱うオールドヴィンテージワインには、フランス・イタリアの他にスペインやポルトガルなどもございます。
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