ヴィンテージワイン専門店【プラチナワイン】 > 2018年 ワイン
過去の販売例 2018年のワイン (平成30年)
プラチナワインで過去に販売してきた2018年のワインリストです。
弊社ではムートンやマルゴー、ラフィットと言った5大シャトーなどのボルドーワインを中心にブルゴーニュ、イタリアワイン、ドイツワイン、スペインワイン、カリフォルニアワインなどのオールドヴィンテージワインを取り扱って参りました。 その数はこの10年間で2万本以上となります。
プラチナワインでは10年前より「ギフトに生れ年のワイン」と題してオールドヴィンテージワインを販売して参りました。 今までたくさんの方々にご利用いただき誠にありがとうございました。
今後もサービスの改善に努めさせていただきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
店頭販売(当日欲しい方へ) 全て無料木箱&ラッピング!
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商品コード: 6990818 |
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2018年のヴィンテージ作柄・出来・評価
フランス
ボルドー
2018年のボルドーは、例外的な品質のワインが広く生産された、優れたヴィンテージとして高く評価されています。非常に暑く乾燥した夏と、理想的な条件下での収穫が、素晴らしい品質のブドウをもたらしました。春は湿潤で温暖でしたが、ミルデューの発生が広範囲に見られ、特に有機栽培やバイオダイナミック栽培を行う畑では大きな課題となりました。しかし、7月以降は天候が劇的に回復し、非常に暑く乾燥した夏が続きました。これにより、ブドウは健全に成熟し、凝縮度を高めました。そして、収穫期には完璧な好天が続き、各品種が理想的な熟度に達し、品質の高いブドウが豊富に収穫されました。
左岸
左岸のメドック地区は、この優れたヴィンテージの恩恵を最大限に受けました。カベルネ・ソーヴィニヨンは見事に成熟し、ワインは深い色合いを持ち、力強く豊かな果実味、複雑で表現力のあるアロマ、そして豊富で柔らかなタンニンを備えています。凝縮感、構造、そしてフレッシュさが例外的に高く、長期熟成のポテンシャルは極めて高いです。ポイヤック、サンテステフ、サン・ジュリアン、マルゴーといった主要地区の多くのシャトーで、優れた赤ワインが生産されました。グラーヴ地区のペサック・レオニャンでも、シャトー・オー・ブリオンやシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンをはじめとするシャトーが素晴らしい赤ワインと、品質の高い辛口白ワインを生産しました。辛口白ワインも、緊張感と複雑さを兼ね備えています。
右岸
右岸のポムロールやサンテミリオンでも、メルローが全般的に優れた出来となりました。暑く乾燥した夏がメルローにとって理想的に働き、凝縮感のある豊かな果実味、柔らかな質感、そして複雑さを備えたワインが生まれました。サンテミリオンの石灰質台地や、ポムロールの優れたテロワールでは、力強く官能的なワインが生産されました。シャトー・シュヴァル・ブラン、シャトー・オーゾンヌ(サンテミリオン)、シャトー・ペトリュス、シャトー・ラフルール(ポムロール)といったトップシャトーは、いずれも素晴らしいワインを生産し、右岸の素晴らしさを示しました。右岸全体として、左岸と同様に例外的なヴィンテージでした。
ソーテルヌとバルサック
ソーテルヌおよびバルサックの甘口ワインにとっては、素晴らしいヴィンテージとなりました。理想的な貴腐菌(ボトリティス・シネレア)の発生に必要な気候条件が整い、豊かなアロマ、複雑な風味、そしてバランスの取れた酸を持つ、優れた品質の甘口ワインが広く生産されました。シャトー・ディケムをはじめとする多くのシャトーで、素晴らしい甘口ワインが生まれました。ただし、一部の評価では例年に比べてニュアンスや深みがやや控えめという意見もあります。
ブルゴーニュ
2018年のブルゴーニュは、暑く乾燥した夏に恵まれた、全般的に非常に良好から素晴らしいヴィンテージと評価されています。生育期間を通して比較的順調に進み、ブドウは健全に成熟しました。夏場の暑さが、ブドウの糖度と凝縮度を高めました。一部の地域では春から夏にかけて雹の被害があり、収量が減少した畑もありましたが、全体的な収穫量は豊富でした。
ブルゴーニュ赤ワイン
赤ワイン(ピノ・ノワール)は、全般的に豊かで力強く、肉付きの良いスタイルとなりました。豊かな赤系果実や黒系果実の特性が際立ち、タンニンは熟しており、丸みを帯びた質感を持ちます。暑さの影響で酸は例年の冷涼なヴィンテージほど高くありませんが、バランスが取れています。比較的早くから楽しめる魅力がありますが、優れた畑のワインは熟成のポテンシャルも秘めています。コート・ド・ニュイでは、ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、ヴージョ、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュといった村名地区およびグラン・クリュ、プルミエ・クリュ畑で、表現力豊かで豊潤な赤ワインが生産されました。果実の凝縮感と骨格が特徴です。
コート・ド・ボーヌ
コート・ド・ボーヌの赤ワインも全般的に良好な出来でした。ポマール、ヴォルネイ、アロース・コルトンといった村々で、豊かで肉付きの良い赤ワインが見られます。バランスの取れた酸と果実味が特徴です。
ブルゴーニュ白ワイン
白ワイン(シャルドネ)は、全般的に豊かで表現力のある特性を持ちます。夏場の暑さにより酸は控えめですが、果実の成熟度が高く、より豊かな骨格で芳香豊かなスタイルとなりました。コート・ド・ボーヌの白ワイン産地であるムルソー、ピュリニー・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェでは、豊かで質感のある白ワインが生産されました。シャブリ地区も暑さの影響を受け、特徴的な引き締まった味わいやミネラル感は例年の冷涼なヴィンテージほど際立ちませんが、より豊かな骨格で表現力のある白ワインが生産されました。マコネ地区も全般的に良好な白ワインが見られました。全体として、ブルゴーニュの2018年は、温暖な気候を反映した、豊かで豊潤なスタイルのワインが生まれたヴィンテージと評価されています。
ローヌ
2018年のローヌ地方は、北部・南部ともに素晴らしいヴィンテージとして広く評価されています。暑く乾燥した夏が理想的に働き、力強く凝縮感のあるワインが生産されました。
北部ローヌ
北部ローヌでは、主要品種であるシラーにとって優れた年でした。暑く乾燥した夏により、ブドウは完璧に成熟し、凝縮感と複雑さ、そして力強い構造を持つ赤ワインが生産されました。エルミタージュ、コート・ロティ、クローズ・エルミタージュ、サン・ジョセフ、コルナスといった地区では、深い色合い、豊かな果実味、そしてしっかりとしたタンニンを備えた、長命で素晴らしい赤ワインが生産されました。ヴィオニエから造られるコンドリューなども素晴らしい出来でした。
南部ローヌ
南部ローヌも全般的に素晴らしいヴィンテージでした。グルナッシュを主体とする赤ワインは、暑く乾燥した夏の影響を受け、力強く豊かな果実味、複雑な風味、そして豊富なタンニンを備えた、豊かな骨格のスタイルとなりました。シャトーヌフ・デュ・パプでは、優れた品質のワインが広く生産され、凝縮感と深みが注目されます。ジゴンダス、ヴァケイラスといった地区も全般的に品質が高く、力強いワインが多く見られました。全体として、ローヌの2018年は、北部・南部ともに品質が高く、力強く凝縮感のあるスタイルが特徴の、例外的なヴィンテージと評価されています。
ロワール
2018年のロワール地方は、全体として良好なヴィンテージと評価されています。夏場は非常に暑く乾燥しており、ブドウの成熟を助けました。一部の地域では雹の被害があり、収量が減少した畑もありました。
ソーヴィニヨン・ブラン
ソーヴィニヨン・ブランの産地であるサンセールやプイィ・フュメでは、全般的により豊かな骨格で、表現力のある果実味を持つ白ワインが生産されました。例年の引き締まったスタイルとは異なり、より丸みのある特性を持つものが多い傾向です。一部で酸が控えめなものも見られました。
シュナン・ブラン
シュナン・ブランの産地であるヴーヴレやモンルイ・シュール・ロワールでは、辛口、半辛口、甘口のいずれのスタイルも満足できる出来でした。夏場の非常に温暖な気候が、特に甘口ワインの生産に有利に働いた地域もありました。
ロワール赤ワイン
カベルネ・フランを主体とする赤ワイン産地であるシノンやブルグイユでは、全般的に豊かで表現力のある赤系果実の特性を持ち、構造がしっかりしたワインが生産されました。タンニンは熟しており、バランスの取れた仕上がりです。ロワールの赤ワインとしては、比較的力強いスタイルと言えます。全体として、ロワールの2018年は、温暖な気候を反映した、より豊かなスタイルのワインが生産されたヴィンテージと評価されています。
アルザス
2018年のアルザスは、暑さと乾燥という特徴的な気候により、豊かで芳醇なワインが生まれました。リースリング、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネールなどの品種が完熟し、果実味豊かで複雑さのあるワインとなっています。暑さの影響で酸は控えめですが、バランスの取れたスタイルが多く見られます。
シャンパーニュ
2018年のシャンパーニュは、前例のない好天と高収量に恵まれました。ブドウはよく熟し、豊かな果実味を持つシャンパーニュの原料ワインとなりました。特にピノ・ノワールは高品質で、構造がしっかりしたワインが生まれています。シャルドネも良好な出来で、フレッシュさとバランスを備えています。
イタリア
北部イタリア
2018年のイタリアは、地域によってヴィンテージの評価に差が見られましたが、全般的に良好から素晴らしい品質のワインが生産されました。暑く乾燥した夏が特徴でした。北部イタリアでは、ピエモンテ州は全般的に良好なヴィンテージでした。特にネッビオーロは、暑く乾燥した夏の恩恵を受け、凝縮感のあるワインが生産されました。バローロやバルバレスコは、力強く表現力豊かなスタイルとなり、長期熟成のポテンシャルを持つものも見られますが、ヴィンテージによっては暑さの影響が見られるものもあります。ヴェネト州では、アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラが素晴らしい品質となりました。フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州やアルト・アディジェ州でも、品質の高い白ワインが生産されました。
中部イタリア
中部イタリアでは、トスカーナ州は全般的に良好なヴィンテージでした。キャンティ・クラシコやブルネッロ・ディ・モンタルチーノのサンジョヴェーゼは、暑く乾燥した夏に満足できるレベルに成熟し、構造と果実味のバランスが取れたワインが生産されました。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、品質の高いものが生産されていますが、暑さの影響を受けた地域も見られます。ラ・モッラ、モンフォルテ・ダルバ、セッラルンガ・ダルバ、バローロ、カスティリオーネ・ファッレット、モンタルチーノ、カステルヌオーヴォ・ベラルデンガ、ガイオーレ・イン・キャンティ、ラッダ・イン・キャンティなどの村で特に高品質なワインが生まれました。
南イタリア
南イタリアも、全般的に良好なヴィンテージでした。暑く乾燥した気候により、ブドウは健全に成熟し、力強く表現力のある果実味を持つワインが生産されました。ただし、一部で極端な熱波や乾燥の影響が見られた地域もあります。全体として、イタリアの2018年は、地域によって品質に差が見られましたが、全般的に満足できるから良好な品質のワインが生産されたヴィンテージでした。
スペイン
リオハ
2018年のスペインは、全般的に素晴らしいヴィンテージと評価されています。暑く乾燥した夏が理想的に働き、力強く凝縮感のあるワインが生産されました。リオハは、素晴らしいヴィンテージでした。暑く乾燥した夏により、テンプラニーリョは理想的に成熟し、力強く構造のしっかりした、長期熟成に非常に適した赤ワインが生産されました。豊かな果実味と複雑なアロマを備え、凝縮感のある特性を示しています。リオハ・アルタ、リオハ・アラベサ、リオハ・バハの各地域で品質の高いワインが多く見られました。
リベラ・デル・ドゥエロとプリオラート
リベラ・デル・ドゥエロも素晴らしいヴィンテージでした。暑く乾燥した夏がテンプラニーリョ(ティント・フィノ)にとって理想的に働き、力強く凝縮感のある、長命なワインが生産されました。ペニャフィエルなどの地区で高品質なワインが見られます。プリオラートでも品質の高いヴィンテージでした。カリニェナやガルナッチャは、暑く乾燥した気候に適応し、凝縮感がありながらもバランスの取れたワインとなりました。ラ・オルミガ、グラタリョフス、ポボレダなどの村や地区でも素晴らしいワインが生まれました。その他の地域でも品質は高く、全般的に素晴らしいヴィンテージと評価されています。
ドイツ
リースリング
2018年のドイツは、全般的に素晴らしいまたは優れたヴィンテージと評価されています。非常に暑く乾燥した夏と理想的な収穫期の天候が特徴でした。史上最高の収穫量となった地域も多く見られます。リースリングは、温暖で乾燥した夏により理想的に成熟しました。ワインは豊かで力強く、複雑な特性を持ちます。酸は例年の冷涼なヴィンテージほど高くありませんが、バランスが取れています。モーゼル、ラインガウ、ナーエ、ファルツ、ラインヘッセンといった主要地域で、素晴らしいリースリングが生産されました。ベルンカステル、ピースポート、ヴェーレン、ヨハニスベルク、ルーデスハイム、デイデスハイムなどの村が主要産地です。
辛口ワインと甘口ワイン
辛口ワインは全般的に品質が高く、豊かさと複雑さを兼ね備えています。遅摘みワイン(シュペートレーゼ、アウスレーゼ)や極甘口ワイン(ベーレンアウスレーゼ、トロッケンベーレンアウスレーゼ)は品質が非常に高く、凝縮感と複雑さ、そしてバランスの取れた酸を備えています。全体として、ドイツの2018年は、品質の面で素晴らしいヴィンテージであり、特にリースリングは注目です。
アメリカ
カリフォルニア
2018年のアメリカ、特にカリフォルニア州は、素晴らしいヴィンテージと評価されています。生育期間を通して理想的に近い気候条件に恵まれ、品質の高いブドウが豊富に収穫されました。カリフォルニア州では、春から夏にかけて温暖で安定した気候が続き、ブドウは健全に、そして理想的に成熟しました。収穫期も理想的な天候でした。ナパ・ヴァレーやソノマ・カウンティといった主要地域では、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノワール、シャルドネといった主要品種がいずれも品質が非常に高いものとなりました。特に赤ワインは、凝縮感がありながらもバランスが取れ構造のしっかりした、長命なワインが生産されました。ナパ・ヴァレーでは、オークヴィル、ラザフォード、セント・ヘレナ、カリストガなど、ソノマ・カウンティでは、ロシアン・リヴァー・ヴァレー、ソノマ・コースト、アレクサンダー・ヴァレーなどで優れたワインが見られました。セントラルコーストやその他の地域も全般的に素晴らしい出来でした。
オレゴン・ワシントン
オレゴン州やワシントン州も素晴らしいヴィンテージでした。オレゴン州のピノ・ノワールやシャルドネは、表現力豊かでバランスの取れたワインが生産されました。ワシントン州でも、理想的な気候により品質の高い赤ワインが生産されました。全体として、アメリカの2018年は、品質が高く、豊富な収穫量にも恵まれた、素晴らしいヴィンテージと評価されています。
オーストラリア
南オーストラリア
2018年のオーストラリアは、地域によってヴィンテージの出来にばらつきが見られましたが、全般的に良好な品質のワインが生産されました。暑く乾燥した夏が特徴でした。南オーストラリア州のバロッサ・ヴァレーやマクラーレン・ヴェール、クナワラといった地域では、全般的に良好なヴィンテージでした。シラーズやカベルネ・ソーヴィニヨンは、凝縮感がありながらもバランスの取れたワインが生産されました。
その他の地域
ヴィクトリア州や西オーストラリア州のマーガレット・リヴァーも成功し、品質の高いワインが生産されました。ニューサウスウェールズ州の一部地域では、夏の乾燥や熱波の影響を受け、品質に差が出た地域も見られますが、満足できるワインが生産された地域も見られます。全体として、オーストラリアの2018年は、地域によって品質に差が見られましたが、多くの主要産地で満足できるから良好な品質のワインが生産されたヴィンテージでした。


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