ヴィンテージワインについてのQ&A


ヴィンテージワインについてのQ&A
ワインの保存と熟成について
ワインは熟成させると美味しくなるって本当?
ワインは、ブドウ品種や産地の特徴、ワインの醸造方法等、様々な要因によって、熟成向きのワインとそうでないタイプがあり、数字として表せる賞味期限の様なものもありません。大きく2つのタイプに大別して、フレッシュなうちに楽しむデイリーワインタイプと、じっくり熟成させてから香りや味の複雑性を楽しむ長期保存タイプと、がございます。

例えば、ボジョレ・ヌーボーでお馴染み、フランス・ボジョレー地方のワインは、ガメイという品種を使用し、フレッシュ感を楽しむ早飲みタイプのワインを造り出します。この様なワインは、市場に出回った時にすでに飲み頃になっているものも多くあるといってよいでしょう。

熟成させるタイプは、比較的重口でしっかりしたタイプの物が多く、ボルドー地方やブルゴーニュ地方のグラン・クリュなどの高級なワインに代表されるワインです。この様なワインは5年、10年と瓶熟してから飲み頃を迎えるものもあるので、家で保管するのであればワインセラーは必要不可欠と言えるでしょう。

長期熟成タイプで有名なボルドー地方のワインは、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロ等の品種を使用、タンニンがあり樽熟成に耐え、若いうちは口中にへばりつくほどの堅さやボリュームがありますが、長い間熟成させることで柔らかくなり、力を発揮する重厚感あるワインを造り出します。(ボルドーのワインでも、若いうちに飲み頃を迎えるワインもございます)

その他ピノ・ノワールという単一品種を使用したブルゴーニュ地方のワインや、イタリア、スペイン、アメリカ、様々なワインがありますが、いくら長期熟成タイプのワインでも、その保存状態(熟成環境)が悪ければ、美味しくなる所か痛んでしまって飲めない状態になってしまう事も多々あります。

弊社では長期熟成に向いたワインで、尚且つ熟成(保存)状態の優れたものを選りすぐって取り扱わせて頂いております。詳しくはスタッフにご相談下さい。

 

子供が生まれたので、20歳の記念用に誕生日年のワインを購入したいと思っています。20年後に飲んで美味しいワインを紹介して下さい。
実はそのような新しいヴィンテージのもので、長期熟成に耐えることの出来るタイプのワインは、まだ市場には出回っていない状態です。通常ワインは秋に収穫された葡萄を醸造し、早いものは11月にリリースされます。(ボジョレヌーボーでお馴染みのことと思います)それらは早飲みタイプのワインであり、長期熟成には向きません。

今回お客様のご希望されているような長期熟成型のワインですと、シャトーでの樽や瓶の中で熟成されている期間があるため、市場に出回るのは通常2~5年先となります。(シャトー・生産者によって時期は異なります)

 

ご理解下さい
ワインの底に何か沈殿物/ワインの液体中に浮遊物が見えます。
品質に問題ありますか?
いいえ。長期熟成されたワインに良く見られる現象です。沈殿物はワインの「澱(オリ)」と言い、熟成をしていく間に発生、不溶性となったワインの色素や渋味の成分がボトルの底に沈殿したもので、ワインの旨み成分ともいえるものです。
また、ワイン中のカリウムと酒石酸が結合し、結晶化して「酒石酸カリウム(酒石)」を生み出す事があります。

いずれも元来ワインが持っている成分ですので、人体に影響を及ぼすものではありませんし、長期熟成のシンボルとも言える存在です。ただ、口に入れて美味しいと感じるものではありませんので、お飲みになる際はそっと底に沈めたままお注ぎになるか、デキャンティングをしてお飲みになることをお勧めします。

 

ワインの欠陥にはどのようなものがありますか?味の保証はしていますか?
申し訳ございません。ワインの保管状態や輸入ルートによって、酸化や酸敗、ワインへの悪影響の可能性は沢山あるといえます。またどんなに熟成環境が整っていたとしても、ブショネが起こったりすることがあるのが現状です。世の中にはオークションに出されたり、様々な国を行き来して旅疲れしたワインも多くございますが、弊社ではなるべくお客様に満足していただけるよう、輸入ルートの確実な商品を選りすぐり、保管状態にも気を配っております。

ただ、ヴィンテージワインはその性質上、販売の時点で中身の味の保証はする事が出来ませんので、ご理解頂きますようよろしくお願い致します。

 

購入後のお取扱い
購入した後の保存方法を教えてください。
ワインは呼吸し、生きています。
(1)高い温度、(2)温度変化、(3)光、(4)振動、(5)臭い、(6)乾燥、など
にとても敏感で、品質の劣化や酸化を招いたり、液漏れが発生したりします。
購入した後、すぐに飲まずに保管される場合必ず、暑い場所には置かないで下さい。
→温度変化が少なく、涼しく、光があたらず、振動のない空間がベストな環境です。

ワインセラーが一番なのですが、基本的には冷蔵庫で大きな問題はございません。

理想を言えば、湿度が60%くらい、温度が15度前後で安定していること。振動がなく光が遮断されている状態がベストです。ただ、ワインセラーでもない限りやはりそれは無理ですので、ご家庭では冷蔵庫に入れることをお勧めしています。

よく床下の収納庫や押し入れ等と言いますが、現在の日本の夏などは明らかに暑すぎてしまうので、地下や日の当たらない暗い場所をお持ちのご家庭であっても、安心できる環境ではありません。ただ冷蔵庫は温度・湿度共に低すぎること、振動もありドアの開閉による庫内温度の変化や、食品の匂いが移ってしまう可能性があることから、長期の保存にはあまり適していません。

また、熟成は当然、保存方法に影響します。
やはり、熟成を楽しむ長期保存用ワインや、大事なワインを保管するのであれば、ワインセラーで保存する事が一番です。
例えば20年という、本当の長期熟成を考えられるのであれば、ワイン自体、熟成に絶えうるものであり、お値段もかなり張ると思われますので、そのワインに見合ったセラーをご購入された方が、良いと思います。(そのほうが安心です)

 

 







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