2017年 シャトー・マルゴー|メドック第1級の華
2017年ヴィンテージ
2017年のボルドーは春の遅霜で多くの産地が被害を受けましたが、マルゴー村は比較的影響が軽く、質の高いワインが生まれた年です。収量は減少したものの、生き残ったブドウは凝縮感に優れ、濃密で構造のしっかりしたワインとなりました。
5大シャトーの中で最も繊細な存在
シャトー・マルゴーは、1855年のメドック格付けで第1級に選ばれた5大シャトーの一つです。マルゴー村に約82ヘクタールの畑を持ち、砂利質土壌から生まれるカベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインは、5大シャトーの中で最も繊細でフェミニンなスタイルと評されます。アロマの華やかさと口当たりの滑らかさは「ボルドーのヴェルサイユ宮殿」とも形容されてきました。
味わい
カベルネ・ソーヴィニヨン約89%、メルロー約8%、プティ・ヴェルド約2%、カベルネ・フラン約1%。スミレ、ブラックカラント、バラの花弁の華やかなアロマに、フレンチオーク由来のバニラとスパイスのニュアンスが重なります。タンニンは緻密で絹のようにきめ細かく、長い余韻にミネラルが感じられます。
熟成ポテンシャル
霜の影響で生産量が通常より少なく、その分ブドウの凝縮度が高まったヴィンテージです。若いうちから楽しめるアプローチしやすさがありつつも、20年以上の熟成ポテンシャルを秘めています。