2015年 シャトー・マルゴー|200周年記念の歴史的ヴィンテージ
2015年ヴィンテージ
2015年はボルドー全域で傑出したグレートヴィンテージとして広く認められています。春から夏にかけて温暖で乾燥した理想的な気候が続き、ブドウは完璧な成熟を迎えました。特にマルゴー村では、繊細さと凝縮感を両立した見事なワインが生まれています。
シャトー創業200周年の記念ボトル
2015年は、シャトー・マルゴーの象徴であるネオ・パラディアン様式の建物が完成してから200周年にあたる記念すべき年です。このヴィンテージだけは通常のラベルではなく、黒を基調としたシルクスクリーンの特別記念ボトルで出荷されています。
ポール・ポンタリエ氏が手掛けた最後のヴィンテージ
1983年からシャトーの総支配人を務め、マルゴーの復活と黄金時代を築いた名醸造家ポール・ポンタリエ氏は、この2015年の瓶詰めを見届けることなく2016年に逝去されました。彼が手掛けた最高にして最後のヴィンテージとして、ワイン界では特別な敬意を持って扱われています。
味わい
1855年のメドック格付け第1級、5大シャトーの中で最も繊細でフェミニンなスタイルと評されるマルゴー。カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドをブレンド。スミレ、ブラックカラント、バラの花弁の華やかなアロマに、新樽由来のバニラとスパイスのニュアンスが重なります。タンニンは緻密で絹のようにきめ細かく、果実の凝縮感と長い余韻が印象的です。
熟成と飲み頃
グレートヴィンテージ、200周年記念、そしてポンタリエ氏の遺作。三つの歴史が重なったこのワインは、今後数十年にわたって進化を続けるポテンシャルを持っています。