2002年 シャトー・バタイエ|メドック格付け第5級ポイヤック
2002年ヴィンテージ
2002年のボルドーは、9月の好天が収穫期を救った年。カベルネ・ソーヴィニョンの晩熟品種にとって恩恵が大きく、ポイヤックのような左岸カベルネ主体のシャトーでは、引き締まった骨格と古典的な味わいのワインが生まれました。
シャトー・バタイエ
1855年のメドック格付けで第5級に選ばれたポイヤックの老舗。名前は百年戦争時代にこの地で起きた「戦い(bataille)」に由来します。ボルド家が長年所有し、カステジャ家が引き継いだ伝統あるシャトーで、グラン・ピュイ・ラコストやランシュ・バージュの並ぶポイヤック南部に90ヘクタールの広大な畑を構えます。派手さよりも堅実さ、飾りのない正統派ポイヤックとして知られる存在です。
味わいの特徴
カベルネ・ソーヴィニョン主体にメルローとカベルネ・フランをブレンド。カシスや杉、葉巻箱を思わせるポイヤックらしい香りに、20年以上の熟成で乾燥ハーブや腐葉土の複雑なニュアンスが加わっています。タンニンは十分にこなれ、酸とのバランスが取れた落ち着きある飲み口。格付け5級ならではの親しみやすさと、ポイヤックの格を兼ね備えた一本です。
2002年という時代
日韓共催のFIFAワールドカップが開催され、日本中が沸いた年。この年に生まれた方は既に成人を迎えています。人生の節目を祝うワインとして、同い年のポイヤック格付けシャトーは特別な意味を持つ贈り物になります。