オート・コートの達人
ジャイエ・ジルは、ブルゴーニュのオート・コート、
マニー・レ・ヴィレール村に本拠を構え、
オート・コート・ド・ニュイとオート・コート・ド・ボーヌ
の畑を所有することで有名です。
オート・コートを中心としながらこれほど高い名声
を得ている造り手はブルゴーニュに数あるドメーヌの中でも、
他にはいないだろう。
先代ロベール・ジャイエはブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエと従兄弟同士の関係。
ヴォーヌ・ロマネの出身で、1949年、DRC社にアンドレ・ノブレの見習いとして入門。
1955年にマニー・レ・ヴィレール村のジル家の娘と結婚し、
オート・コートの畑を継承。
そこにジャイエ家からエシェゾーとニュイ・サン・ジョルジュ1級ダモードなどを譲り受け、
今日、所有畑の面積は11haとなっている。
現在、ドメーヌを率いるのはロベールの息子のジル。
母方の姓と綴りも同じでジル・ジャイエ・ジルである。