1997年 ヴォルネイ シャルル・ノエラ|ブルゴーニュ古酒の真髄
1997年ヴィンテージ
1997年のブルゴーニュは温暖で早熟な年。果実味が豊かで親しみやすいスタイルのワインが多く生まれました。早くから楽しめるヴィンテージとされましたが、良い造り手のものは四半世紀を超えて美しい熟成を見せています。
シャルル・ノエラ
ヴォーヌ・ロマネ村に本拠を置いた名門ドメーヌ。リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、クロ・ド・ヴージョなど錚々たるグラン・クリュを所有していたことで知られます。1988年にドメーヌ・ルロワに畑の多くが売却された後、メゾン(ネゴシアン)として上質なワインを送り出し続けました。ブルゴーニュの歴史を語る上で欠かせない名前です。
ヴォルネイ村
コート・ド・ボーヌを代表する赤ワインの銘醸地。「ボーヌで最も女性的」と称されるピノ・ノワールを生み出す村で、繊細さ、しなやかさ、芳香の豊かさが持ち味です。石灰質を含む粘土土壌が、スミレやバラの華やかなアロマと絹のようなタンニンをワインに与えます。
味わいの特徴
ピノ・ノワール100%。27年の熟成を経て、若い頃のチェリーやラズベリーは枯葉、なめし革、紅茶へと変化し、ドライフラワーや東洋系スパイスの繊細なブーケが広がります。ヴォルネイらしい優美な酒質に、時間がもたらす深い余韻が加わったブルゴーニュ古酒ならではの味わいです。
1997年という時代
消費税が5%に引き上げられ、映画「もののけ姫」が公開された年。香港が中国に返還され、時代の転換点となった一年でもあります。この年に生まれた方への誕生年ワインとして、ブルゴーニュの名門が手がけたヴォルネイは格別の選択です。