ボルドーを代表するワインのひとつ、シャトー・マルゴーは作家ヘミングウェイをはじめ多くの著名人を魅了してきた偉大なるワインです。
1994年のボルドーの夏は暑く乾燥していたため、葡萄の生育が早くすすみ、凝縮感に満ちた果実へと成熟しました。しかし、収穫時期にみまわれた雨により、カベルネ・ソーヴィニヨンなど一部の葡萄に固さがみられ、その結果しっかりとしたタンニンがあり、力強い印象がありました。
これは熟成においては魅力的な要素であり、これからますます大柄に花開くことが予想されます。
パーカーポイント 91点