1986年は1985年に続くもうひとつの卓越したヴィンテージ、常にトップの人気、実力!
1986年のシャトーマルゴー作柄・出来
1985年に続くもうひとつの卓越したヴィンテージ。
しかし1985年は魅力的であったが、1986年はいかめしかった。珍しくもヴィンテージ(2000年まで)は最初から力強く凝縮されていた。これ以前にこれほ
どの豊潤さやバランスに出逢うためには、伝説の1961年に遡る必要がある。
1986年は驚くべきヴィンテージであり、非常にゆっくりとした熟成が、殆ど前の時代のワインを思わせる。タニックなストラクチャーは非常に引き締まり、とても濃密で、時の流れにつれてのみどうにか柔らかくなる。ブーケは今日開き始めているが、まだその果てしない潜在性の僅かな部分しか表現していない。味わいは、馥郁とし芳醇で、まだ僅かに固い。そろそろ飲むべきだろうか?…(2007年12月)
1986年のボルドーメドック地区マルゴー村の気候
夏の非常によい天候は、私たちが思っていた以上に よい効果をもたらしたことが分かった短い雨の通過 する9月20日頃まで殆ど続いた。その後すぐに、好 天が戻り、ブドウの収穫の間じゅう続き、ブドウの 実が素晴らしい成熟を手に入れることができた。 (10月1日の収穫)
「シャトー・マルゴー」このシャトーなくしてボルドーのワインは語れません。
ご存知、ボルドー格付け1級(※1)に格付けされる有名シャトーです。
※1
力強さと優雅さを兼ね備えたボルドー・メドックの赤ワイン。
1855年に開催されたパリ万国博覧会で、数あるワインの中から選ばれた58のシャトーは、オーブリオンを除いた全てがメドック地区のものでした。
そんな高級赤ワインを産出するメドック地区では今でも、権威ある格付けワインが世界中に知られています。
しっかり骨格のある、タンニンの強いカベルネ・ソーヴィニヨン主体の赤ワインから、サン・テステフ辺りになるとメルロの比率が若干高まり、優しさが加わります。
若いうちはタンニン分が豊富でスパイシーな特徴のあるメドックのワインも、熟成と共にエレガントで滑らかで、複雑味が増します。