1985年は優良ヴィンテージ!
ボルドー・メドック地区サンテステフ村に位置する名門シャトー、カロン・セギュール。1855年のメドック格付けでは第3級に格付けされる歴史あるシャトーであり、ラベルに描かれたハートのマークから「愛を伝えるワイン」として世界中のワイン愛好家に親しまれています。かつての所有者であったセギュール侯爵が「われラフィットをつくりしが、わが心はカロンにあり」と語ったという逸話は有名で、その言葉からハートのシンボルが生まれたと言われています。品質だけでなく、物語を持つワインとして特別な人気を誇る銘柄です。
1985年のボルドーは、春先の霜害や開花期の雨という試練がありながらも、夏から収穫にかけて理想的な天候が続いた優良ヴィンテージです。質・量ともに申し分なく、古典的なスタイルで長期熟成に向いた素晴らしいワインが数多く生み出された年として知られています。
長い年月を経た現在の1985年カロン・セギュールは、熟成ワインならではの落ち着いた魅力を楽しめる状態へと進んでいます。カシスやブラックベリーといった黒系果実の面影に、熟成によって生まれるシダー、革、スパイス、ほのかな土のニュアンスが重なり、複雑で奥行きのある香りを感じさせます。サンテステフらしい骨格を残しながらも、年月によってタンニンは柔らかく溶け込み、しなやかで優雅な味わいへと変化しています。
約40年の時を重ねたヴィンテージワインは、その年の記憶や時代を閉じ込めた特別な存在です。誕生日や結婚記念日など、大切な節目のワインとしても人気があり、1985年生まれの方への誕生日プレゼントや記念年の贈り物としてもおすすめです。
ヴィンテージワインは年月とともに市場から少しずつ姿を消していく希少な存在。愛を象徴するハートのラベルを持つカロン・セギュールの1985年ヴィンテージは、時を重ねたワインならではの深い魅力を感じさせてくれる一本です。