スペインのリオハ地方は、土壌、気候などの環境条件がワイン生産に非常に適しており、世界的に注目を集めている産地です。
マルケス・デ・リスカル社は、1858年にリスカル侯爵によって、設立されました。
リスカル侯爵はカベルネソーヴィニヨン種等のフランス産の葡萄の木を移植し、醸造方法においても、伝統的な大樽熟成から、新樽のフレンチオーク樽を使用する等、それまでのスペインワインの概念を打ち破り、革新をもたらしました。
1868年にフランス人技術者ジャン・ピノーを技術チームに招き入れて以来、さらに品質が向上し、広く世間に知られるようになり、1876年にはブリュッセル展示会で金メダルを獲得し、1929年にはバルセロナ国際展示会でグランプリ賞受賞と数えきれないほどの功績を獲得しています。
マルケス・デ・リスカル社のセラーには、時のスペイン国王が選んだ国王専用のワインが常に保管されております。