マルゴーを代表する華やかなシャトー
1814年イギリス人のパルメ少将がフランスにわたり手に入れたのが、このシャトー・パルメです。パルメ将軍が所有する以前はシャトー・ガスクという名前でやはりワイン造りを行っていました。
パルメ将軍亡き後は、銀行家など多くの資産家ファミリーがこのシャトーをかわるがわる所有していきます。しかし、どのオーナーもこの地でのワイン造りに、深い情熱を注ぎ、常に質の向上に取り組んでいきました。現代に至るまで常に時代の最先端の改革が行われてきた結果、畑のテロワールの素晴らしさにくわえ、醸造技術の向上もあいまって世界中で愛される素晴らしいワインを産み出し続けています。
砂利を多く含む特有の土壌により、マルゴーらしい典型的な華やかな造りのワインが生まれ、そのフィネス、エレガンス、凝縮感は飲む人に感動を与えます。また、熟成のスピードが遅いのも特徴としてあげられ、長期熟成をさせて楽しむのにも最適なワインのひとつとなっています。