1966年 コル・ドルチャ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ|還暦年のイタリア最高格付け
1966年ヴィンテージ
1966年のトスカーナは、温暖で日照に恵まれた良好なヴィンテージ。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノにとっても優れた作柄で、長期熟成に適した凝縮度の高いワインが生まれた年です。
コル・ドルチャ
モンタルチーノの南西斜面に広大な敷地を構える歴史的エステート。チニ・ブオンシニョーリ家が所有し、その起源は中世まで遡ります。標高の高い畑と南向き斜面の恩恵で、力強くも優雅なブルネッロを生み出すことで定評があります。1966年当時のブルネッロ・ディ・モンタルチーノの生産者はまだごく少数であり、この時代のボトルは極めて希少です。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
イタリアワインの最高格付けDOCGを最初に獲得した産地の一つ。サンジョヴェーゼの変異種であるブルネッロ種(サンジョヴェーゼ・グロッソ)から造られる単一品種の赤ワインで、バローロと並んでイタリアを代表する長期熟成型ワインです。法定熟成期間の長さが示す通り、何十年もの瓶熟成に応えるポテンシャルを持ちます。
味わいの特徴
ブルネッロ種100%。60年の熟成を経て、ドライチェリーやプルーンの果実は、枯葉、なめし革、乾燥したハーブへと変化し、バルサミコや古い木箱を思わせる深遠な香りが重なります。タンニンはすっかり溶け込み、トスカーナの太陽を記憶した温かみのある余韻が静かに広がります。
1966年 ー 還暦の年
イタリアではフィレンツェ大洪水が起き、多くの美術品が被害を受けながらも市民の手で救い出された年。日本ではビートルズ来日に沸いた時代。還暦を迎える方に、イタリア最高格付けワインの同い年ボトルは60年の時間を共に歩んできた証となります。