リオハ地方は、土壌や気候において葡萄栽培に大変適した産地として世界的に注目されております。
このリオハの地に存在する最古のワイナリーを所有するマルケス・デ・リスカル社は、1858年にリスカル侯爵(マルケス・デ・リスカル)カミロ・ウルタード・デ・アメサガ氏によって創立されました。
リスカル侯爵はフランス産の葡萄の木をスペインに持ち帰り移植し、伝統的なリオハの醸造方法から、フランスの近代的な方法を導入するなど、抜本的な改革を行いました。
伝統を尊重しつつも、常に革新的なアイディアを持ち、品質の向上に努めてきました。
マルケス・デ・リスカル社のセラーには、代々スペイン王国が選んだ国王専用のワインが保管されており、国王家が主催した数々の晩餐会でリスカル社のワインが供されています。