シャトー・パプ・クレマンはフランス、ボルドー地方グラーブ地区にあるシャトーです。
その歴史は古く、13世紀初頭にローマ教皇よりこの地を拝受した聖職者であり、のちに教皇となった クレマン5世の名前からシャトーの名前は命名されています。
教皇になる前のクレマン5世は大変熱心にワイン作りに取り組み、葡萄を一列に植えて育てるなど、今では当たり前となっている技術を開発しました。 教皇になってのちは、公務に忙しくワインからは離れざるおえませんでしたが、その後も代々の大司教によって、フランス革命の前までワイン作りが行われていた、聖職者にゆかりの深いシャトーです。