DRC リシュブール 2014 在庫紹介|ラベルに記された1万3,928本

ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)のリシュブール 2014年、750mlの在庫紹介です。ヴォーヌ・ロマネ村の特級畑で造られるピノ・ノワールの赤ワインで、当店の在庫は1本です。
ラベルに記された数字

正面ラベルには「13.928 Bouteilles Récoltées」とあり、この年のリシュブールが1万3,928本だったことが分かります。その下に瓶番号の欄(番号は写真上で伏せています)と「ANNÉE 2014」の年号が続きます。
右下には「LES ASSOCIÉS-GÉRANTS」の文字とともに、アンリ=フレデリック・ロシュ、オベール・ド・ヴィレーヌ両氏の署名が入ります。2014年当時のドメーヌを率いた2人の名です。
キャップシールと首まわり

キャップシールは深い赤褐色で、天面にはドメーヌ名の刻印が入ります。

首の部分には「REPUBLIQUE FRANÇAISE」の印字があり、その下の黒い帯には畑名が白抜きで入ります。写真には「RIC」の文字が見えています。外観は写真のとおりです。
2014年のリシュブール
2014年は、冷たい雨の多い7月と8月のあと、9月の晴天と乾いた北風で持ち直した年と伝えられます。DRCのリシュブールは9月20日と21日に収穫されました。作柄とドメーヌの歩みは、下の解説にまとめています。
写真の確認日は2026年11月6日です。ご購入・お問い合わせは、商品ページからお願いいたします。
ヴィンテージと生産者のいま
味わいは当店では試飲しておらず、評論家の試飲記と期待の範囲で記しています。
DRC リシュブール (ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ 2014 を知る専門店の解説 ・ 2,023字
2014年ヴィンテージ
2014年のブルゴーニュは、6月末まで順調に進んだあと、雹を伴う激しい嵐とそれに続く猛暑で収穫量を減らしたと伝えられます。7月と8月は涼しく曇りがちで、雨の多い日が続きました。流れが変わったのは9月の初めで、晴れて暖かく乾いた日と、ブドウを乾かす北風が、19日の嵐を除いて収穫の終わりまで続いたとされます。
DRCの収穫は9月16日にコルトンで始まり、26日のエシェゾーで終わりました。リシュブールの収穫は9月20日と21日で、収量は1ヘクタールあたり29.75ヘクトリットル、樹齢は平均45年と記録されています。ドメーヌの赤の収量は、コルトンの25ヘクトリットルからロマネ・コンティの32.6ヘクトリットルまでの幅でした。
オベール・ド・ヴィレーヌ氏は2014年の赤をクラシックな造りと評し、若いうちはタンニンが目立つものの、時間とともにやわらぎ、熟成の余地があると語ったと伝えられます。
DRC リシュブール (ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(Domaine de la Romanée-Conti、通称DRC)は、ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区のヴォーヌ・ロマネ村に本拠を置く造り手です。その名は、1760年に当時「ラ・ロマネ」と呼ばれた畑を手に入れたコンティ公ルイ・フランソワ・ド・ブルボンに由来します。
今のドメーヌの形ができたのは、1869年にこの畑を購入したジャック=マリー・デュヴォー=ブロシェの時代です。一族のもとでエシェゾー、グラン・エシェゾー、そしてリシュブールが加わり、特級畑を並べる現在の姿へと近づいていきました。リシュブールの区画の多くは、デュヴォー=ブロシェ氏が1874年に亡くなるまでに手に入れたものとされます。その後のドメーヌは、ド・ヴィレーヌ家とロシュ家の共同所有として続いています。
2014年のラベルに署名を残した2人のうち、アンリ=フレデリック・ロシュ氏の後任には、2019年1月の総会でペリーヌ・フナル氏が選ばれました。現在はフナル氏とベルトラン・ド・ヴィレーヌ氏が共同ディレクターを務め、オベール・ド・ヴィレーヌ氏は顧問に退いたとされます。この2人の署名が並ぶ年の1本であることも、2014年のラベルの見どころです。
リシュブールの名は、1512年の文書に見えるとされる古い呼び名です。1924年に「リシュブール」の名でまとめられ、1936年にAOCの特級となりました。現在の畑は、もともとのレ・リシュブール(5.05ヘクタール)とレ・ヴェロワイユ(2.98ヘクタール)の2つの区画名からなる計8.03ヘクタールで、11の所有者に分かれています。
DRCはこの畑の最大の所有者で、持ち分は計8区画・3.511ヘクタールです。内訳は、ロマネ・コンティとラ・ロマネに接するレ・リシュブール南側の5区画(約1.30ヘクタール)、同じレ・リシュブール北側の2区画(約1.28ヘクタール)、そしてレ・ヴェロワイユ下部の1区画(約0.94ヘクタール)とされます。
味わいの面では、リシュブールはDRCの中でも最も力強いワインと評され、しっかりしたタンニンと骨格が長い熟成を支えるとされます。畑の評価では、ロマネ・コンティ、ラ・ロマネ、ラ・ターシュにわずかに次ぐ位置に置かれることが多い一方、単独所有ではないヴォーヌ・ロマネの特級畑の中で最上と見る声もあります。もともとのレ・リシュブールの区画からは、密度が高く力強いワインが生まれるとされ、DRCの持ち分の大半はこの区画にあります。DRCの赤に共通する造りとしては、新樽100%での熟成と、梗を一緒に仕込むことが知られています。
年間の生産量は約1万2,000本と紹介されることが多く、2014年は13,928本でした。瓶番号が1本ずつ入るラベルは、その年に造られた本数のうちの1本であることを示しています。
味わいの特徴
当店では、この瓶を試飲していません。以下は、2017年の試飲で書かれた評論家などの記述と、そこから期待される味わいです。
2017年のロンドンでの試飲では、香り高く、花の香りがあり、豊かな口当たりに赤い果実の風味が広がると書かれています。別の試飲記では、赤と黒の果実に繊細なスパイスが重なると表現されました。絹のようなタンニンを挙げる評者もいます。
リリースから年月を重ねた今は、果実味が落ち着き、タンニンが少しずつほどけていく段階が期待されます。飲み頃を2028〜2042年とする評論家の見方も小売店の資料に引用されており、これからの熟成も楽しめる1本と考えられます。
2014年という時代
2014年は、日本では富岡製糸場が世界遺産に登録され、青色LEDの功績で赤﨑勇氏、天野浩氏、中村修二氏がノーベル物理学賞を受けた年です。世界ではブラジルでサッカーのワールドカップが開かれ、ドイツが優勝しました。2014年にお生まれの方やご結婚の方、この年に創業した会社の節目を祝う贈り物にも、年号が記念の年と重なる1本です。
状態の記録を全部見る(確認者・確認日つき)
| 銘柄/ヴィンテージ | 2014年 DRC リシュブール (ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ 赤ワイン 2014(Richebourg) |
|---|---|
| 商品コード | 6991307 |
| 容量 | 750ML |
| 確認日 | 2026-11-06 |





