オーパス・ワン 2000 在庫紹介|記念すべきミレニアム・ヴィンテージ

2000年 オーパス・ワン(赤・750ml)を、セラーからご紹介します。ナパ・ヴァレーのオークヴィルで、ロバート・モンダヴィとバロン・フィリップ・ド・ロートシルトが手を組んで造るワインの、2000年ヴィンテージです。
記念すべきミレニアム・ヴィンテージ
2000年は、世界中が新しい千年紀の訪れを祝った年です。ワインの世界でもこの年の収穫は「ミレニアム・ヴィンテージ」と呼ばれ、特別な一本として大切にされてきました。ラベルとキャップに刻まれた「2000」の4桁は、それだけで節目の年を思い起こさせます。2000年に生まれた方の誕生年のお祝い、2000年に創業・結婚された方の記念日、会社の周年記念の贈り物など、「2000年」という年そのものを祝う場面にふさわしいワインです。
並べた正面ラベル
クリーム色のラベルに、二人の創設者の横顔を重ねた青いシルエット。その下に金色で「2000」と「OPUS ONE」、さらにロバート・モンダヴィとバロン・フィリップの二つの署名が入ります。どのボトルもラベルに目立つ破れや汚れはなく、写真のとおり細かな文字まで読めます。

液面・コルク・キャップシール
液面も高く、コルク・キャップシールの状態もパーフェクトです(当店スタッフ確認)。

えんじ色のキャップシールの天面には、金色で「Opus 2000」の刻印。首まわりには「BARON PHILIPPE DE ROTHSCHILD・ROBERT MONDAVI」の名が一周しています。

裏側には紺色のバックラベル。瓶の底近くには「OPUS ONE」の文字がガラスに浮き彫りになっています。
2000年は、夏が穏やかで、8月下旬から10月下旬まで約2か月かけて収穫した年でした。この年の作柄と、オーパス・ワンの歩み・造り手の世代交代については、下の「知る」の節にまとめました。
現物確認は当店スタッフ、2026年10月30日です。ご購入・ご質問は、商品ページまたはお問い合わせからどうぞ。
オーパス・ワン 2000 を知る専門店の解説 ・ 2,172字
2000年ヴィンテージ
オーパス・ワンの公式ノートによると、2000年は冬の降雨が平年並みでした。春はやや温暖で、ブドウは早めに芽吹いています。ところが夏は穏やかで暑さが続かず、果実はゆっくりと成熟していきました。ワイナリーの公式ノートによると、収穫は8月26日に始まって10月27日に終わり、およそ2カ月に及んでいます。The Wine Independentは、この年のナパの赤を「豊作でも安定した年でもなかった」としています。猛暑の年のような力強さよりも、長い生育期間がもたらす落ち着いた熟度と、輪郭のはっきりした酸が持ち味の年です。オーパス・ワンでも、凝縮感を競うのではなく、骨格の均整と穏やかなタンニンを大切にした、静かで品のある仕上がりになったと考えられます。
オーパス・ワン
オーパス・ワン(Opus One Winery)は、カリフォルニア州ナパ・ヴァレーのオークヴィル地区にあります。国道29号を挟んで、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーと向かい合っています。アメリカにはボルドーのような公式の格付け制度がありません。そのため、ここでいう位置づけは格付けではなく、市場と評論家の評価によって築かれたものです。カリフォルニアで「ウルトラ・プレミアム」と呼ばれるワインの先駆けとされ、ナパのカベルネを世界の舞台に押し上げた存在として知られています。
オークヴィルAVAは、ナパ・ヴァレーのほぼ中央にあります。西側のマヤカマス山地から流れ出た砂礫が扇状地をつくり、水はけのよい砂礫質ローム土壌のベンチランドが広がっています。日中の日照は豊かで、サン・パブロ湾から入る冷気が夜の気温を下げます。この寒暖差が、カベルネ・ソーヴィニヨンに豊かな果実味と緊張感のある骨格を両立させます。同じ地区にはスクリーミング・イーグル、ハーラン・エステート、ファー・ニエンテ、ダラ・ヴァレなどが集まり、ナパでも屈指の銘醸地となっています。
ワイナリーの始まりは1970年にさかのぼります。この年、ロバート・モンダヴィ氏とシャトー・ムートン・ロートシルトのバロン・フィリップ・ド・ロートシルト氏が出会いました。両者は1980年に合弁事業を発表し、モンダヴィ氏はト・カロンの畑のうち35エーカーを合弁に売却しています。石灰岩造りの現在のワイナリーは1989〜91年に建設されました。1988年にフィリップ男爵が亡くなった後は、令嬢のフィリピーヌ男爵夫人が事業を引き継いだとされます。2004年にコンステレーション社がモンダヴィを買収し、ロスチャイルド側がマーケティング、畑、管理の主導権を得たとされます。同じ2004年からは、マイケル・シラッチ氏が最終決定権を持つ醸造責任者を務めてきました。2025年3月にはメーガン・ゾベック氏がDirector of Winemakingに就任したと報じられています。続いて2026年7月、シラッチ氏が同年の収穫を最後に退任することが発表されました。
自社畑はオークヴィル西部の4区画です。このうち2区画、計約100エーカーが名高いト・カロンの中にあります。ワイナリーを囲む2区画は、計約70エーカーです。主体はカベルネ・ソーヴィニヨンで、一般に8割前後を占めるとされます。そこにカベルネ・フラン、メルロ、プティ・ヴェルド、マルベックが年ごとに少しずつ加わります。1993年からは、セカンドワイン「オーヴァーチュア」も造られています。
現在の公式説明では、ワインは新しいフレンチオーク樽で18カ月熟成されます。瓶詰め後はさらに15カ月寝かせ、毎年10月1日に発売されます。生産量は年間2万5千ケース前後とされます。少量生産のカルトワインとは違い、一定の規模を保ちながら世界の市場に届けてきました。この点も、オーパス・ワンならではの立ち位置です。
味わいの特徴
カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、ボルドー品種を少しずつ加えて造られます。若い頃はカシスやブラックチェリーの濃い果実味が中心で、スミレの花の香りと新樽由来のヴァニラ、モカが重なっていたとされます。26年を経た今は、果実がドライ・プラムや煮詰めたブラックベリーへと落ち着いていることが期待されます。そこに杉の木、葉巻の箱、なめし革、枯葉、紅茶、トリュフといった熟成香が重なっていくでしょう。タンニンは角が取れて溶け込み、ベルベットのような舌触りになっていると考えられます。穏やかな酸が全体を支え、スパイスと土の気配を残す長い余韻が期待されます。すでに飲み頃に入っているとみられます。抜栓は数時間前にボトルを立てて澱を落とし着かせてから行い、16〜18℃でデキャンタを使い、30分〜1時間ほど空気に触れさせるのが目安です。
2000年という時代
2000年の日本では、7月に九州・沖縄サミットが開かれ、その記念として二千円札が発行されました。9月のシドニー五輪では、高橋尚子選手が女子マラソンで日本の女子陸上選手として初の金メダルを獲得しています。世界中が新しい千年紀の訪れを祝い、ワインの世界でもこの年の収穫は「ミレニアム・ヴィンテージ」として特別に扱われてきました。この年に生まれた方や結ばれたお二人にとって、四半世紀を越えて育ったこの一本は、同じ時間をともに歩んできた証のような存在です。ワインは、時を静かに瓶に閉じ込め、開ける瞬間までその記憶を守り続けます。
状態の記録を全部見る(確認者・確認日つき)
| 銘柄/ヴィンテージ | 2000年 オーパス・ワン 赤ワイン 2000(Robert Mondavi & Baron Philippe-Rothchild Opus One) |
|---|---|
| 商品コード | 7800061 |
| 容量 | 750ML |
| ラベル状態 | 良好 |
| キャップシール | 良好 |
| コルク | 良好 |
| 確認日 | 2026-10-30 |






