DRC ラ・ターシュ 2017 在庫紹介|現物写真4カット

ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)のラ・ターシュ 2017年、750mlを1本、セラーの在庫からご紹介します。正面ラベル・バックラベル・ネックラベル・キャップシールの4カットを撮影しました。
現物の状態
正面ラベルには「LA TÂCHE」「APPELLATION LA TÂCHE CONTROLÉE」「ANNÉE 2017」と、共同経営者2名の署名が読み取れます(ボトルナンバーは写真では伏せています)。ラベルは汚れ・破れなく良好です。ネックには「MONOPOLE 2017」の三日月型ラベル、キャップシールは赤褐色の蝋封型で、天面の「SOCIÉTÉ CIVILE DU DOMAINE DE LA ROMANÉE-CONTI」の刻印も欠けなく残っています。液面はネック内(イン・ネック)で、9年目の熟成としてごく自然な位置です。コルクは抜栓していないため未確認です。


バックラベル

バックラベルは日本語表記で、輸入者・内容量750ml・アルコール分13%、リーファーコンテナ使用の記載があります。
この年のラ・ターシュ
2017年のDRCは9月4日に収穫を始め、共同経営者のベルトラン・ド・ヴィレーヌ氏は「近年に比べ大きな困難のない作柄だった」と振り返っています。ラ・ターシュ2017は同ドメーヌの2017年群の中で最も淡い色調で、フローラルで開放的なスタイルと評されており、力で押すより香りの精緻さで語られる年です。畑の来歴や生産者の近況は、下の解説でまとめています。
ラベル・キャップシール・液面の確認は酒井が2026年9月15日に行いました。現物のご購入・お取り置きのご相談は、お問い合わせフォームまたはお電話でお気軽にどうぞ。
ヴィンテージと生産者のいま
2017年は9月4日からの収穫で、近年に比べ大きな困難のない作柄だったとされ、暖かい春に恵まれ量・質ともに市場を満足させる収穫になったと報告されています。ラ・ターシュ2017はDRCの2017年群の中で最も淡い色調で、フローラルで開放的な仕上がりと評されています。
生産者では2026年2月にロンドンで2023年ヴィンテージが発表されるなど、当主交代後も体制の発信が続いています。
DRC ラ・ターシュ (ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ) 2017 を知る専門店の解説 ・ 2,116字
2017年ヴィンテージ
2017年のブルゴーニュは、前年の霜害から一転して暖かな春に恵まれ、生育は順調に進みました。夏は総じて穏やかで、天候に振り回され続けた近年の中では、量・質ともに市場を満足させる収穫になったと報告されています。ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティは9月4日に収穫を開始し、ベルトラン・ド・ヴィレーヌ氏は「近年に比べ大きな困難のない作柄だった」と語っています。ラ・ターシュ2017は、同ドメーヌの2017年群の中で最も淡い色調を持ち、フローラルで開放的、いわゆるブロックバスター型ではない仕上がりと評されました。専門誌の評価はVinousで96点、Decanterで98点と伝えられており、力で押すのではなく香りと精緻さで語る年として位置づけられています。
DRC ラ・ターシュ (ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(Domaine de la Romanée-Conti、通称DRC)は、フランス・ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ、ヴォーヌ・ロマネ村に本拠を置く生産者です。ラ・ターシュ(La Tâche)は同村のグラン・クリュ(特級)であり、ドメーヌが単独で所有するモノポールとして、ロマネ・コンティと並ぶ双璧に数えられます。畑の北にはラ・グランド・リュが接し、周囲にはロマネ・コンティ、ロマネ・サン・ヴィヴァンといった特級畑が連なる、ブルゴーニュでも最も密度の高い一角です。
ヴォーヌ・ロマネの特級畑群は、コート・ド・ニュイの斜面中腹、標高300m前後の緩やかな東向き斜面に集まります。ラ・ターシュの土壌は、上部が石灰岩と小石を多く含んで排水性に優れ、下部へ下るほど粘土分が増して保水性が高まるとされ、この垂直方向の多様性が、緊張感と豊かさを併せ持つワインを一枚の畑から生む鍵と考えられています。「ブルゴーニュの真珠」と称されるこの村には、ドメーヌ・ルロワ、メオ・カミュゼ、コント・リジェ・ベレール、シルヴァン・カティアール、エマニュエル・ルジェといった名手が軒を連ね、香り高く絹のような質感のピノ・ノワールを競い合っています。
ラ・ターシュの畑は1815年に将軍ルイ・リジェ・ベレールが取得し、リジェ・ベレール家のもとで一世紀余りを過ごしました。1933年、同家の相続をめぐる争いを経てドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティが買収し、以後、単独所有畑となります。ドメーヌ自体はド・ヴィレーヌ家とルロワ/ロック家が共同で所有する体制が長く続いており、2017年当時はオベール・ド・ヴィレーヌ氏とアンリ=フレデリック・ロック氏の共同経営でした。2018年にペリーヌ・フェナル氏が加わり、オベール氏は2021年末に退任、甥のベルトラン・ド・ヴィレーヌ氏が後を継いでいます。2026年2月にはロンドンのコーニー&バロウで2023年ヴィンテージが発表され、ベルトラン氏とフェナル氏が揃って出席しました。同年8月には87歳となったオベール氏が、セカンダリー市場がワインを資産のように誤解して扱う風潮への憂慮を語っています。
畑面積は6.06ヘクタール。品種はピノ・ノワール100%で、平均樹齢は約47年とされます。単独所有畑ゆえに収穫はすべてラ・ターシュの名で瓶詰めされ、セカンドワインは設けられていません。
格付けの面では、1936年の原産地呼称統制の制定時にグラン・クリュとして正式に区画が認定され、隣接するレ・ゴディショの編入もこの年に確定して現在の姿となりました。醸造は全房(茎付き)発酵を基本とし、熟成には新樽を100%用いるのがドメーヌのスタイルです。年間生産量は約2万本と紹介されており、世界的な需要に対して極めて限られた本数であることが、この畑の名をいっそう特別なものにしています。
味わいの特徴
ピノ・ノワール100%。ラ・ターシュはロマネ・コンティの優雅さに対し、より力強く、スパイスとミネラルの陰影を帯びた個性で語られる畑です。2017年は同ドメーヌの中でも淡い色調でフローラル、開放的な性格と評されており、若い頃は花や赤い果実を思わせる香りが中心だったと考えられます。2026年で9年目を迎えた今、赤い果実は徐々にドライフラワーや紅茶、枯葉、腐葉土のニュアンスへと移ろい、なめし革やトリュフ、甘草といった熟成香が顔をのぞかせ始める頃と期待されます。タンニンは絹のように細やかで、酸は張りを保ちながら全体を貫き、余韻は長く静かに続くことが期待されます。飲み頃はこれから20年以上にわたって続くと見られ、抜栓は1〜2時間前、16〜18℃で、若さが残る場合は軽くデキャンタージュすると香りが開きやすいでしょう。
2017年という時代
2017年、日本では将棋の藤井聡太四段がデビューから公式戦29連勝の新記録を打ち立て、上野動物園ではジャイアントパンダのシャンシャンが誕生して列島が沸きました。世界ではドナルド・トランプ氏が第45代アメリカ大統領に就任し、フランスではエマニュエル・マクロン氏が39歳で大統領となっています。この年に生まれた方、結婚や創業を迎えた方にとって、2017年のラ・ターシュは歳月をともに重ねる一本となるでしょう。グラスの中で静かに移ろうその香りは、畑が刻んだ一年の記憶そのものです。
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| 銘柄/ヴィンテージ | 2017年 DRC ラ・ターシュ (ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ) 赤ワイン 2017(La Tache) |
|---|---|
| 商品コード | 6991302 |
| 容量 | 750ML |
| 液面 | イン・ネック(ネック内) |
| ラベル状態 | 良好 |
| キャップシール | 良好 |
| 保管 | ユーロカーブ |
| 確認者/確認日 | 酒井/2026-09-15 |


