2001年 DRC ラ・ターシュが入荷しました

2001年 DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)のラ・ターシュ、750mlが入荷しました。
液面はハイ・フィル(ネック内)で、パーフェクトなコンディションです。正面ラベル・キャップシールとも良好で、ラベルには「19.789 Bouteilles Récoltées」、この年の生産本数19,789本が記されています。
輸入元は、日本航空グループの商社として長くワインの輸入を手がけてきたJALUX(株式会社JALUX)。裏ラベルの輸入者表示でも確認できます。
2001年は6月と8月の二度の熱波に見舞われたのち、収穫直前の9月上旬に大雨があり、例年より早めの収穫となった年と伝えられています。華やかな当たり年の陰に隠れがちながら、愛好家のあいだでは「通好みのヴィンテージ」と語られてきた年です。収穫から25年を迎えた一本です。
確認:酒井、2026年9月24日。
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ヴィンテージと生産者のいま
2001年は6月と8月の二度の熱波、そして収穫直前の9月上旬の大雨に見舞われた、早めの収穫年だったと伝えられています。
DRCのワインは、2026年6月にiDealwineでコレクション124本(ラ・ターシュ22本を含む)が総額49万104ユーロで落札されたと報じられています。
DRC ラ・ターシュ (ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ) 2001 を知る専門店の解説 ・ 2,360字
2001年ヴィンテージ
2001年のブルゴーニュでは、6月と8月の二度にわたり熱波が訪れました。一方で収穫を目前にした9月上旬にはまとまった雨が降り、摘み取りは例年よりやや早めに進んだと伝えられています。華やかな当たり年の陰に隠れがちな年ですが、酸と果実の均衡を見極める愛好家のあいだでは「通好みのヴィンテージ」と語られてきました。ラ・ターシュ2001について、ロバート・パーカーは黒系ベリーと大地の香り、なめらかで優雅な質感、長い余韻を挙げて93点としています。バーグハウンドはバラの花びらや東洋のスパイス、紅茶、革を宿す緻密な構成を評価し、1998年に通じる将来性を見出して92点を与えたとされます。本品は株式会社JALUXが輸入したボトルで、液面はネック内(イン・ネック)の高さを保っています。
DRC ラ・ターシュ (ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(Domaine de la Romanée-Conti、通称DRC)は、フランス・ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区のヴォーヌ・ロマネ村に本拠を置くドメーヌです。ラ・ターシュ(La Tâche)はブルゴーニュの格付けで最上位にあたるグラン・クリュ(特級)の畑です。しかもDRCが一区画も余さず単独で所有するモノポール(単独所有畑)でもあります。村内には、この畑に区画を接する名門ドメーヌ・コント・リジェ・ベレールをはじめ、メオ・カミュゼやルロワといった名だたる造り手が軒を連ねています。
ヴォーヌ・ロマネ村はコート・ド・ニュイでも屈指の銘醸地です。ジュラ紀の石灰岩を母岩とし、その上に泥灰土や粘土が重なる東向きの斜面に、ロマネ・コンティ、リシュブール、ラ・ロマネなどの特級畑が帯のように連なります。この村のピノ・ノワールは、力強さよりも香りの奥行きと絹のような舌触りで語られることが多いワインです。コント・リジェ・ベレール、メオ・カミュゼ、ルロワ、アンヌ・グロ、エマニュエル・ルジェといった造り手が、それぞれの流儀でこの土地の個性を表現してきました。
ラ・ターシュは1815年からリジェ・ベレール家が所有していました。1931年に伯爵夫人が亡くなった後、1933年8月31日の競売でDRCが取得したと伝えられています。1936年には、DRCがすでに所有していた約4haのレ・ゴーディショと旧ラ・ターシュがひとつにまとめられ、現在の畑の姿ができあがったとされます。ドメーヌの株式はド・ヴィレーヌ家とルロワ家が半分ずつ保有しています。ルロワ家は1942年、アンリ・ルロワがジャック・シャンボンの持分を買い取って経営に加わったとされます。2001年当時は、オーベール・ド・ヴィレーヌとアンリ=フレデリック・ロックが共同で経営を担っていました。現在はペリーヌ・フェナルとベルトラン・ド・ヴィレーヌが共同当主を務めており、フィガロ紙の連載『フランスの優れた生産者50人』で第7位に選ばれたと報じられています。オークション市場では、2025年に最も多く落札された生産者(514本・総額約190万ユーロ)とされています。
畑の面積は約6.06haです。斜面の上部は表土が薄く石灰岩と礫が現れ、下部に向かうにつれて粘土が増えるとされます。この土壌の変化が、一枚の畑から造られるワインに幾重もの表情をもたらします。品種はピノ・ノワール100%で、1980年代半ばからビオディナミの手法を取り入れてきたとされます。ラ・ターシュそのものにセカンドワインはありません。ただし若木の果実などは、作柄に応じてごく限られた年だけ、ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ『キュヴェ・デュヴォー・ブロシェ』に回されることがあるとされています。
醸造は新樽100%での熟成が特徴とされ、年間の生産量は約2万本(約1,870ケース)と伝えられます。1930年代にAOC制度が整えられる過程で特級に位置づけられて以来、ラ・ターシュは90年近くにわたり、ロマネ・コンティと並ぶドメーヌの双璧であり続けてきました。若いうちは新樽の存在感が際立ちますが、果実の密度がそれを受け止め、年月とともに樽の香りは溶け込んでいきます。その長い時間を経て完成する点にこそ、この畑のワインの真骨頂があります。
味わいの特徴
品種はピノ・ノワール100%です。若い頃のこのワインは、黒系ベリーの果実に湿った土の香りが重なり、バラの花びら、東洋のスパイス、紅茶のニュアンスが緻密に織り込まれていたと評されています。それから25年を経た今、果実はドライチェリーやプルーンのような落ち着いた甘やかさへと移ろっていることが期待されます。ドライローズ、枯葉、なめし革、トリュフ、下草といった熟成香も幾重にも立ち上がることでしょう。ラ・ターシュらしい東洋的なスパイスの気配も、奥に残ることが期待されます。タンニンは溶け込んで絹のように細やかになり、2001年らしい引き締まった酸が全体の輪郭を支えていることが期待されます。紅茶と土を思わせる余韻が、静かに長く続くことが期待されます。抜栓の1〜2日前からボトルを立てて澱を沈め、16〜17℃前後で供するのが適しています。デキャンタは澱を分ける程度にとどめ、グラスの中で移ろう香りを追うような飲み方がよく似合います。
2001年という時代
2001年は21世紀の幕開けの年でした。日本では4月に小泉内閣が発足し、9月には東京ディズニーシーが開業しました。世界では9月11日に米国同時多発テロが起こり、時代の空気が大きく変わった年でもあります。2026年は、2001年に生まれた方が25歳を迎え、この年に結ばれたご夫婦が銀婚式を迎える年です。その節目に、同じ年に収穫されたワインがそっと寄り添います。2001年の収穫から四半世紀を経たこのワインは、過ぎた年月そのものを味わわせてくれる存在です。



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| 銘柄/ヴィンテージ | 2001年 DRC ラ・ターシュ (ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ) 赤ワイン 2001(La Tache) |
|---|---|
| 商品コード | 6991299 |
| 容量 | 750ML |
| 液面 | イン・ネック(ネック内) |
| ラベル状態 | 良好 |
| キャップシール | 良好 |
| 確認者/確認日 | 酒井/2026-09-24 |




