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プラチナワイン セラー速報公式白金台の実店舗セラーから ・ 10月3日
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シャトー・ラフィット・ロートシルト 2000|ミレニアムのラフィット

シャトー・ラフィット・ロートシルト 2000・正面ラベル
シャトー・ラフィット・ロートシルト 2000・正面ラベル(タップで拡大)
残り2本26年目

シャトー・ラフィット・ロートシルト 2000(750ml・赤)を2本ご紹介します。今年で26年目を迎えるミレニアム・ヴィンテージです。

2000年は、生育期を通じて平年を上回る気温となり、とくに8月から9月は暑く乾いた日が続いたとされます。収穫は9月21日から10月10日にかけて晴天の下で進みました。ラフィットでは選果を厳しくし、グラン・ヴァンに充てたのは全収穫量のおよそ3分の1にとどまったと伝えられます。ワイン・スペクテーター誌は満点の100点を付けました。

世紀の節目に生まれた年号は、それだけで特別な意味を持ちます。2000年生まれの方の記念日や、2000年に始まったご縁のお祝いに、ちょうど飲み頃へ向かう時期を迎えた1本です。

掲載している写真は正面ラベルの1枚です。写真から読み取れる範囲を超えた状態は、この記事では断定しません。気になる点は、お問い合わせいただければ現物を見ながらお答えします。

確認者は酒井、確認日は2026年10月3日です。在庫は2本です。

ヴィンテージと生産者のいま

2000年は生育期の気温が平年より高く、8〜9月は暑く乾燥した年で、収穫は9月21日〜10月10日に晴天下で行われたとされます(ラフィット公式のヴィンテージ資料の要約による)。

生産者では、2018年3月からサスキア・ド・ロスチャイルドが父エリック男爵の後を継ぎ、DBRの会長に就くと2017年に報じられました。また2025年ヴィンテージについて、技術責任者のエリック・コレールが『幸福のヴィンテージ』と述べたと報じられています。

シャトー・ラフィット・ロートシルト 2000 を知る専門店の解説 ・ 2,070字

2000年ヴィンテージ

ラフィットの記録では、2000年は生育期を通じて平年を上回る気温で、とりわけ8月から9月にかけては暑く乾いた日が続いたとされます。収穫は9月21日から10月10日にかけて晴天の下で進められたとされます。ラフィットでは選果を厳しくし、グラン・ヴァンに充てたのは全収穫量のおよそ3分の1にとどまったと伝えられます。こうして生まれた2000年は、ワイン・スペクテーター誌が満点の100点を付け、「繊細で複雑な香りと絹のような質感」と評した年です。熟した果実の厚みとラフィットらしい気品を併せ持つ、世紀の節目にふさわしいヴィンテージとして語られています。

シャトー・ラフィット・ロートシルト

シャトー・ラフィット・ロートシルト(Château Lafite Rothschild)は、ボルドー左岸メドック地区のポイヤック村北端に位置し、小さな流れを挟んでサンテステフ村と接しています。1855年のメドック格付けで第1級(Premier Grand Cru Classé)に選ばれ、そのリストの筆頭に名を記されたシャトーです。同じポイヤックにはシャトー・ムートン・ロートシルト、シャトー・ラトゥールという第1級の二者が並び、北側の対岸にはサンテステフを代表するシャトー・コス・デストゥルネルが構えています。

ポイヤックはジロンド河に沿って緩やかに波打つ砂利質の丘が連なる土地で、水はけのよい砂利層が日中の熱を蓄え、カベルネ・ソーヴィニヨンを完熟へ導きます。村内には第1級の三者に加え、シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン、シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド、シャトー・ランシュ・バージュ、シャトー・デュアール・ミロンといった名だたる造り手が集まり、骨格と長期熟成力を備えた、メドックで最も力強い赤ワインの産地として知られています。

ラフィットは1868年、ジェームズ・ド・ロスチャイルド男爵が取得し、以来ロスチャイルド家が所有を続けています。2000年当時はエリック・ド・ロスチャイルド男爵が率い、1994年に責任者となったシャルル・シュヴァリエが収穫と選果を厳格にして品質を一段と引き上げていました。2018年には男爵の娘サスキア・ド・ロスチャイルドが、運営母体ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(DBR)の会長に就き、ジャン=ギヨーム・プラッツが社長兼CEOに就任したと報じられています。栽培と醸造は2016年にシュヴァリエからエリック・コレールへ引き継がれたとされ、コレールは2025年を「幸福のヴィンテージ」と呼び、2020年に似つつもより繊細でタンニンの穏やかな年と評したと伝えられています。

ブドウ畑は計112ha。シャトーを囲む斜面、西のカリュアド台地、そしてサンテステフ側の4.5haの区画から成ります。土壌は第三紀石灰岩の下層土の上に、細かく深い砂利と風に運ばれた砂が重なり、根を地中深くまで導きます。品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドで、グラン・ヴァンはカベルネ・ソーヴィニヨンが大半を占め、年によっては9割前後に達するとされます。1845年に取得したカリュアドの区画名を冠したセカンドワイン「カリュアド・ド・ラフィット」は、メルロの比率を高めて約16カ月フレンチオークで熟成させます。

グラン・ヴァンには樹齢10年以上の樹のブドウだけを用い、新樽で約15カ月熟成させます。2000年のように収穫の約3分の1しかグラン・ヴァンに残さない年もあり、量より質を優先する姿勢が明確に表れています。力で圧倒するのではなく、香りの繊細さと構造の緻密さで魅せるのがラフィットのスタイルで、1855年から170年以上にわたり第1級の座を守ってきました。

味わいの特徴

カベルネ・ソーヴィニヨンを主体にメルロを加えた構成とされ、若い頃はカシスやブラックチェリーの凝縮した果実に、杉や黒鉛、スミレの香りが重なり、緻密で張りのあるタンニンが全体を支えていたとされます。収穫から26年を経た現在は、果実がドライチェリーやプラムのコンポートへ移ろい、シガーボックスや杉の香りに、なめし革、トリュフ、枯葉、紅茶、ほのかな腐葉土といった熟成香が加わっていることが期待されます。タンニンは角が取れて絹のようにほどけ、伸びやかな酸が輪郭を保ちながら、鉛筆の芯やミネラルを思わせる余韻が長く続くことが期待されます。評論家の間でも2050年前後まで飲み頃が続くとの見方があります。抜栓は16〜18℃に整え、澱を落ち着かせたうえで1〜2時間ほど前にデキャンタージュすると、香りが穏やかに立ち上がります。

2000年という時代

2000年、日本では7月に九州・沖縄サミットが開かれ、これを記念して二千円札が発行されました。9月のシドニー五輪では高橋尚子選手が女子マラソンで金メダルを獲得し、日本中が沸きました。世界は「2000年問題」への備えとともにミレニアムの節目を祝い、20世紀最後の年を見送っています。ワインはその年の陽光と雨と人の判断を瓶に閉じ込め、時をかけてそれを語り直していく飲み物です。

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銘柄/ヴィンテージシャトー・ラフィット・ロートシルト 2000(Château Lafite Rothschild)
商品コード5000006
容量750ML
確認者/確認日酒井/2026-10-03
撮影・確認: 酒井(2026-10-03)
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