ローガン・ワインズ
アップル・ツリー・フラット

「安くて美味しいワインを教えて欲しい」

この仕事をしていると、何よりも一番に聞かれることの多い質問です。

「美味しい」の定義も人それぞれ、「安い」の感覚も人それぞれだと思いますが、今回は、

『色んな方が集るホームパーティで、誰からも愛される、素直に美味しい赤ワイン』

というコンセプトの元、 『1,500円以下』 という条件で色々と探し回ってみました。

ワイン初心者の方でも楽しめる気軽さがありながら、メルローらしい柔らかい果実で非常に上品で落ち着きもあるバランスのよいワインなので、普段から高級ワインを飲んでいる方でも馴染み易い味わいです。

お料理との相性も様々♪

ひき肉などを使った柔らかい食感のお肉料理、例えばラザニアやミートソースパスタ、ミートローフなどには間違いなくピッタリの相性です！

その他色んなパスタ料理、お肉料理に合わせてみてください♪すき焼きやうなぎ、和食の醤油やみりんを使った甘みある味付けとの相性も、意外な好発見が♪

「ローガン・ワインズ」はオーナーのピーター・ローガン氏と奥様のアンナさんが二人三脚で蔵を切り盛りする家族経営のワインメーカー。

コンセプトは新世界と旧世界の融合。「パワーとフィネスを兼ね備えたコストパフォーマンスに優れたワイン」を目指しています。

『良質なワインを納得いく価格で多くの人に飲んでもらいたい』

そんなピーター氏は30代の若さで、これまでに数々の賞を受賞、国内外のメディアにも取り上げられ、注目を集めています。

「南オーストラリアなんかには、著名な熟成向きワインが多く造られているよね。あれらは、オーストラリアの良さの一つである恵まれた気候が強いタンニンを形成し、タンンンによって長熟を可能にしているんだ」。

「確かに、素晴らしいワインだけど、グラスで何杯もというわけにいかない」。

「僕が造りたいのは、食を通してずっと楽しめる、北イタリアのワインのような引き締まった酸を持つワイン」。「酸が熟成を可能にするような、そんなワインなんだ」。

そして、そんなワインを多くの人に楽しんでもらいたい、と続けます。

畑はそんなワインを実現させてくれる最高の土地、オーストラリアで最も標高が高く（805m以上）、冷涼な地の一つとして知られるニュー･サウス・ウェールズ州・オレンジ地区にあります。

ここの気候が、オーストラリア・ワインの良さであるパワーと恵まれたフルーティな果実味を持ちながら、旧世界の繊細さ、骨格、バランスを兼ね備えたワインを実現させています。

ローガンワインズが色々なレンジの様々な品種のワインを販売していますが、全てに共通していえるのが、このエレガントさとバランスなのだと思います。

屋外で飲むことやパーティの多いこの時期、面倒なソムリエナイフなしで気軽に開けれるのは本当に助かります。

またすぐにキャップが出来、冷蔵庫の片隅に横にして入れることが出来るので、自宅でちょびちょび頂くのにも最適です。

グラスに注いだ瞬間に溢れるたっぷりベリーのリッチなアロマ！

ブルーベリーラズベリー、ブラックチェリーにプラム、スミレの花やブラックオリーブ、口に含むと果実の凝縮感と、程よい甘み・エレガントな酸味とのバランスがよく、アフターにはチョコレートのような甘くほろ苦い芳香が残ります。

しっかりボリュームも感じ、余韻も長くリッチ感も味わいながら、滑らかで飲み心地がいいので重くありません。程よいボリュームとキュートな果実感！このバランスがちょうどよいのです。

オーストラリアらしいフルーティな果実みを持ちながら、冷涼気候の土地柄もあって、嫌らしい甘みやべたつきはありません。旧世界の繊細さを感じるエレガントなメルロー。

ワイン初心者の方でも楽しめる気軽さがありながら、メルローらしい柔らかい果実で非常に上品で落ち着きもあるバランスのよいワインなので、普段から高級ワインを飲んでいる方でも馴染み易い味わいです。

お料理との相性も様々♪

ひき肉などを使った柔らかい食感のお肉料理、例えばラザニアやミートソースパスタ、ミートローフなどには間違いなくピッタリの相性です！

その他色んなパスタ料理、お肉料理に合わせてみてください♪すき焼きやうなぎ、和食の醤油やみりんを使った甘みある味付けとの相性も、意外な好発見が♪

（2012年2月　太田テイスティング）

元々薬剤師であったピーターは、学生時代に訪れたヨーロッパでワインとの衝撃的な出会いを経験し、食とワインに深い情熱を抱くようになりました。この思いは留まるどころか更に彼を突き動かし、ついに彼は転職を決断します。

24歳の時には将来を見据え畑を購入、時を同じくして、『リンダマン』や『アローズ・フィールド』の醸造も手がけていた醸造家サイモン・ギルバートの門を叩き、彼のもとで修行をします。サイモンマ・ギルバートとの出会いにより、ピーターは自分の天職が何であるか確信し、名門アデレード大学のローズワーシーカレッジで本格的に醸造学を学びました。

そして、27歳の時、念願の自らのワイン（1997年ヴィンテージ）をリリース。ローガン・ワインズがスタートしました。

そして、たどり着いた理想郷が、オーストラリアで最も冷涼な気候を持つ産地の一つである「オレンジ」地区、「マジー」地区（標高500〜1,050ｍ）でした。

冷涼な気候は、エレガントでしなやかな他にはないオーストラリア・ワインを生みました。この地でなければ、彼のワインは実現しなかったといいます。

「南オーストラリアなんかには、著名な熟成向きワインが多く造られているよね。あれらは、オーストラリアの良さの一つである恵まれた気候が強いタンニンを形成し、タンンンによって長熟を可能にしているんだ」。

「確かに、素晴らしいワインだけど、グラスで何杯もというわけにいかない」。

「僕が造りたいのは、食を通してずっと楽しめる、北イタリアのワインのような引き締まった酸を持つワイン」。「酸が熟成を可能にするような、そんなワインなんだ」。

そして、そんなワインを多くの人に楽しんでもらいたい、と続けます。

ピーターは30代の若さですが、これまでに数々の賞を受賞、国内外のメディアにも取り上げられ、注目を集めています。

『良質なワインを納得いく価格で多くの人に飲んでもらいたい』

そんな彼の思いは、コンセプトの異なった3つのブランﾄﾞを誕生させ、それぞれのシーンに合った良質のワインを世に送り出しています。

アップル・ツリー・フラット（ベーシック・ライン）
果実味豊かなワインをカジュアルな価格で楽しむ為に開発された、低価格帯シリーズ。この価格帯ではありえないそのエレガンスは、「マジー」地区の標高の高い冷涼な気候から生み出されます。カジュアルで飽きのこない味わいは食事とのバランスに最適。

ウィマーラ（ミドルレンジ・ライン）
「マジー」地区と「オレンジ」地区のブドウをブレンドすることにより、価格を超える上質でエレガントな味わいを実現したミドル・ライン。（但し、ピノ・ノワールはオレンジ地区のみ） “ Weemala ” とは原住民アボリジニの言葉で “ 絶景 ” の意。

ローガン（フラッグシップ・ライン）
ワイナリーの名前を冠したフラッグシップ・ワイン。標高850m以上の「オレンジ」地区産ブドウ100%で造られたワインは、価格はミドルクラス、品質はプレミアムクラス。