リースリングの魅力を堪能する、絶妙なバランス！

リースリングはドイツを発祥の地としながら、フランスのアルザス地方、ニューワールドなど多くの国で栽培されており、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランと並ぶ、偉大な白ワイン品種の一つです。

とはいえ、ドイツ産のリースリングは酸がきつかったり、ニューワールドのリースリングはエキス分が濃すぎたりと、飲みやすく、素直に美味しいと思えるリースリングは意外に少ないものです。

ところが、今回ご紹介のレイク・チャリス　リースリングは、白い花や、柑橘系のチャーミングなアロマティックな香りの中に漂う鉱物的でオイリーなミネラル感がリースリングならではの魅力を放ち、味わいには丸みのある酸がしっかりと存在しながら、その酸を熟したエキス分が優しく包みこみ、華やかな香りとともに広がります。余韻は、ドライでクリア。

飲み飽きなくて、料理に合って・・・気付くとボトルが空いてしまいます。
私はロースの豚カツや、チャイニーズ・チリソースを添えた蒸し鶏といただきましたが、とにかくぴったりで美味しかったです！！

今回入荷分のみ。絶対にお買得！！

こんなに美味しいリースリング、嬉しいことに特別価格で仕入れることができました！

もともと輸入本数が多くないため、残念ながら今回入荷分のみのご紹介となってしまいますが、なかなかこの価格で満足のいくリースリングと出会うのは難しいので、本当にお勧めです。

レイク・チャリス　リースリング
２００５　
Lake Chalice Riesling 2005

産地　　　オーストラリア／マールボロ
品種　　　リースリング100％　
醸造　　　フレッシュ感とフルーティなアロマを最大限引き出すよう、温度管理されたステンレスタンクで醸造。
ボディ　　辛口、ミディアムボディ

販売価格

完売

テイスティングコメント
わずかにグリーンが入った濃いイエロー。
リースリング特有の、ビニール、鉱物感。そして、グレープフルーツの皮、ピーチ、ジャスミン、セルフィーユなどハーブなど。香りのボリュームは中程度。

グラスに注いで１５分ほど経つと香りに丸みが表れる。
そしてボリュームも増していく。
さらにホワイトペッパーなどスパイシーさが加わる。

酸がしっかり載っているのだが、角の取れた丸みがあり非常にキレがよい。
酸を包み込むような、リッチなエキス分がバランス。

和食にぴったりくる。
鶏や豚肉を素材とした料理にもふさわしい。
出汁、あるいは塩のみで味付けしたような素材を生かした料理にぴったり。（2008.1江下）　

レイク・チャリスについてレイク・チャリスは大手資本が経営するワイナリーが多い、マルボロの地にあって非常に珍しい個人経営のワイナリーです。オーナーであり、ワインメーカーであるクリス・ガンビッツ氏が１９８９年にマールボロにあるファルコン・ヴィンヤードを購入し、さらにオーストラリアとニュージーランドの有名ワイナリーでワイン造りを学び、自らの手でワイン造りを始めました。そして１９９７年、この畑の潜在力に深い可能性を感じたコンサルタント　マット・トムスン氏が醸造メンバーに加わり一気に品質が向上します。

マット・トムソン氏

マット・トムソン氏は、日本でも人気のキム・クロフォードなどのコンサルタントをはじめ、かつて私どもでご紹介した「デルタ・ヴィンヤード」の共同経営者でもあり、ニュージーランド・ワインの質向上に努める志・能力とも高い醸造家です。

今回ご紹介のリースリングを始め、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワールでもトムソン氏がかかわるとすぐに多くの賞を受賞し、レイク・チャリスはコスト・パフォーマンスに優れたクオリティの高いワイナリーとしての地位を確かなものとしています。