ドンペリ × ダミアン・ハースト
2026年 限定エディション
ドン ペリニヨンの盾の紋章を、蝶の羽のように小さく無数に並べた万華鏡の模様。ダミアン・ハーストが2001年の絵画シリーズ『Kaleidoscope』から描き起こした、青のヴィンテージ 2018 とピンクのロゼ ヴィンテージ 2010。コラボの経緯と、ラベルと箱に込められた物語をご紹介します。
当店入荷済み・販売準備中まずは要点
| 発表・発売 | 2026年10月1日 |
|---|---|
| 種類 | ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2018(深い青のラベル) ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2010(温かなピンクのラベル) |
| デザインの原点 | ダミアン・ハーストの絵画シリーズ『Kaleidoscope(カレイドスコープ)』(2001年〜) |
| モチーフ | ドン ペリニヨンの盾形ラベルを小さくして繰り返し並べた万華鏡模様 |
| 容量・仕様 | 750ml/専用ギフトボックス入り/数量限定 |
| 日本での取扱い | 主要百貨店、モエ ヘネシーの公式オンラインストアなど(数量限定) |
コラボの経緯 ― 20年続く「アーティスト限定エディション」の最新章
ドン ペリニヨンは2005年のカール・ラガーフェルドを皮切りに、毎年のようにアーティストと限定エディションを作ってきました。ジェフ・クーンズ、レディー・ガガ、デヴィッド・リンチ、レニー・クラヴィッツ、ビョークとクリス・カニンガム、吉岡徳仁、ミヒャエル・リーデル――音楽・映画・デザイン・現代美術の第一線の名前が並びます。
2026年、その系譜に加わったのが、現代美術の世界でもっとも名の知られた作家のひとり、ダミアン・ハーストです。なぜこの依頼を受けたのかについて、ハーストは「素晴らしいシャンパーニュを造り、自分たちが造るものを深く考える腕の良い職人たちが運営しているから」という趣旨を語っています。
- 2001年 ハーストが『Kaleidoscope』シリーズを始める(蝶の羽を同心円状に並べた絵画)
- 2005年 ドン ペリニヨン初のアーティスト・コラボ(カール・ラガーフェルド)
- 2021〜22年 ハースト『桜(Cherry Blossoms)』をパリ・東京で発表
- 2026年6月 ハースト、版画『The Emotions』を発表
- 2026年10月1日 ドン ペリニヨン × ダミアン・ハースト 限定エディション発売
出発点は「盾の紋章」 ― 蝶のように飛び込んできた形
ドン ペリニヨンのボトルといえば、中央に据えられた盾形(シールド)のラベルです。ハーストはデザインの出発点がこの盾だったと語っています。左右対称の形が、彼の目には蝶のように見えたのです。
(盾の紋章が、蝶のように目に飛び込んできた)― ダミアン・ハースト(Wallpaper* 誌のインタビューより)
蝶はハーストにとって特別なモチーフです。彼は本物の蝶の羽を使った作品を長年作り続けてきました。その代表が『Kaleidoscope』シリーズ。色鮮やかな蝶の羽を、中心から放射状・同心円状に並べ、教会のステンドグラスや曼荼羅を思わせる模様を作り上げる絵画です。羽の形は、ヴィクトリア朝時代に蝶の羽で装飾されたティートレイから着想を得たとも語っています。
今回のラベルでは、その「蝶の羽」の位置に、ドン ペリニヨンの盾を小さくしたものが入っています。伝統の紋章そのものを素材にして、万華鏡の模様へと組み替えた――それがこのデザインの核心です。
「アッサンブラージュ」という共通言語
シャンパーニュの世界では、異なる畑やブドウを組み合わせてひとつの調和を造ることを「アッサンブラージュ」と呼びます。ドン ペリニヨンは単一年のブドウだけで造るヴィンテージ・シャンパーニュで、その年の自然条件と個性の異なるブドウを組み合わせ、毎回ひとつのハーモニーにまとめ上げます。
ハーストは、この言葉が美術の世界でも使われることに注目しました。蝶の羽という現実世界から集めた断片を組み合わせて作る『Kaleidoscope』も、まさにアッサンブラージュです。ヴィンテージがブドウのアッサンブラージュなら、この作品は蝶の羽のアッサンブラージュ。両者が同じ言葉でつながったとき、組み合わせが正しいとすぐに分かったと語っています。
(職人技と想像力、伝統と再発明の出会い)― ダミアン・ハースト
ラベルとギフトボックスのデザイン
ヴィンテージ 2018 ― 深い青
青と紫を中心にした深いブルー。メゾンはこの色に「無限」と「精神性」の意味を込めたと説明しています。ラベルの盾の中に、さらに小さな盾が花のように重なり合います。
ロゼ ヴィンテージ 2010 ― 温かなピンク
ロゼの主役であるピノ・ノワールを思わせる、温かく柔らかなピンク。赤からマゼンタまでの色の粒が、ボトルの濃い色のガラスの上で灯りのように浮かびます。
色数を絞るという選択
ハーストは当初、ふたつのワインの個性を色で表せるか不安だったものの、「最小限の色数に絞ったことでうまくいった」と振り返っています。青とピンク、それぞれ数色だけで組まれた模様だからこそ、2本を並べたときに互いの個性がくっきり際立ちます。
箱とボトルの「反転」(当店の見どころ解説)
実物を見ると、箱とボトルの関係がおもしろい作りになっています。ボトルは「伝統の盾の形の中に、万華鏡の模様」。一方ギフトボックスは「全面を万華鏡の模様が覆い、その中央に黒地の伝統的な盾のラベル」。内と外が入れ替わった構成で、箱から取り出す瞬間に、伝統の紋章が新しい模様へと姿を変える体験になっています。箱の上部には「Dom Pérignon × DAMIEN HIRST」の文字、ボトルの首には「LIMITED EDITION」の表記とサインのしるしが入ります。



なお、遠目には模様が花びらのようにも見えます。ハースト自身が意図を語っているのは「蝶の羽」と「盾」ですが、桜やジャカランダの花を描いてきた近年の作品と並べて眺めると、またちがった楽しみ方ができます。
2本の中身 ― ヴィンテージ 2018 とロゼ ヴィンテージ 2010
ヴィンテージ 2018
醸造最高責任者ヴァンサン・シャプロンが、はじめてすべてを手がけたヴィンテージとされます。天候に恵まれた年で、力強く張りのある味わい。黄色いキウイやマンゴーの果実に、アイビーやバルサミコのようなハーブの香り。豊かな果実味とほのかな苦み、アプリコットの余韻に、ミネラル感と塩味が続くと紹介されています。
ロゼ ヴィンテージ 2010
難しい収穫の年に、ピノ・ノワールの魅力を引き出したロゼ。より内省的で陰影のある性格とされ、イチゴやラズベリーにブリオッシュやトースト、オレンジやグレープフルーツの香りが重なり、しなやかな口当たりと紹介されています。
※味わいの記述はメゾン発表・報道に基づくものです。
飲んでこそ完成する「使えるアート」
ハーストは「身につけたり使ったりできるアートが好きだ」と語り、このボトルが開けられて飲まれることを喜んで受け入れています。ヴィンテージ・シャンパーニュは味わうためのもの。ボトルのデザインも、栓を抜く音も、その場の空気も、体験の一部です。飾って眺め、特別な日に開け、空いたボトルと箱をまた飾る――アートとワインの両方を楽しめるのが、このエディションの醍醐味です。
当店に届いた実物を、ハーストの『Emotion』の前で
入荷したエディションを、当店アート部門が所蔵するダミアン・ハーストの大型版画『Emotion(H20-9・198×132cm)』の前に並べて撮影しました。満開のジャカランダを描いた画面の、ピンク・紫・青の絵の具の粒と、ボトルと箱を覆う万華鏡の模様。同じ作家が同じ2026年に生んだ2つの作品は、並べてみると驚くほど響き合います。
専用の紙袋は、マットな黒に金の箔押しロゴ、黒い撚り紐の持ち手という、ドン ペリニヨンらしい落ち着いた作りです。華やかなギフトボックスを黒の紙袋に収めてお渡しする――取り出した瞬間に色があふれる演出も、このエディションの楽しみのひとつです。
※この節の写真はすべて当店撮影。画像をタップ(クリック)すると大きく表示します。
ダミアン・ハーストの『桜』『The Emotions』とあわせて
小さな色の形を無数に繰り返して大きな模様を作る――このコラボに表れたハーストの手法は、同じ2026年に発表された版画シリーズ『The Emotions』や、その源流である『桜(Cherry Blossoms)』にも通じています。プラチナワイン アート部門では、『The Emotions』の旗艦作『Emotion(H20-9)』を取り扱っています。
桜からジャカランダへ ― 作品誕生の物語 『The Emotions』全9作品 『Emotion(H20-9)』作品詳細
よくあるご質問
- ドンペリ(ドン ペリニヨン)とダミアン・ハーストのコラボとは?
- ドン ペリニヨンの2026年の限定エディションです。ダミアン・ハーストが、2001年に始めた絵画シリーズ『Kaleidoscope(カレイドスコープ)』をもとに、ヴィンテージ 2018 とロゼ ヴィンテージ 2010 の2種類のラベルと箱をデザインしました。
- いつ発売されましたか?
- 2026年10月1日に発表・発売されました。日本では数量限定で、主要百貨店やモエ ヘネシーの公式オンラインストアなどで扱われています。
- ラベルのデザインの元になった作品は?
- ハーストの『Kaleidoscope』シリーズです。本来は色鮮やかな蝶の羽を同心円状に並べ、ステンドグラスや曼荼羅のような模様を作る作品群です。今回は蝶の羽の代わりに、ドン ペリニヨンの盾形ラベルを小さくして繰り返し並べています。
- 青とピンクの色にはどんな意味がありますか?
- ヴィンテージ 2018 の深い青は「無限」と「精神性」を、ロゼ ヴィンテージ 2010 の温かく柔らかなピンクはロゼの主役であるピノ・ノワールを表すと紹介されています。
- ドン ペリニヨンはほかにどんなアーティストとコラボしてきましたか?
- 2005年のカール・ラガーフェルドに始まり、ジェフ・クーンズ、レディー・ガガ、デヴィッド・リンチ、レニー・クラヴィッツ、ビョークとクリス・カニンガム、吉岡徳仁、ミヒャエル・リーデルなどと限定エディションを作ってきました。
- ダミアン・ハーストの『桜』や『The Emotions』と関係はありますか?
- 直接の続編ではありません。ただ、色の小さな形を繰り返して大きな模様を作るという点で、同じ2026年に発表された版画『The Emotions』や、その源流である『桜(Cherry Blossoms)』と通じる作家の手法が表れています。
- プラチナワインで購入できますか?
- 当店では本エディションを入荷しており、販売開始に向けて準備中です。ご希望の方はお問い合わせフォームからご連絡ください。販売開始時にご案内いたします。
当店での取り扱いについて
プラチナワインでは、ドン ペリニヨン × ダミアン・ハースト 限定エディションを入荷しており、販売開始に向けて準備中です。ご希望の方はお問い合わせください。販売開始時にご案内いたします。
画像:ページ冒頭と「ラベルとギフトボックスのデザイン」の2点はDom Pérignon(MHD モエ ヘネシー ディアジオ)公式資料。そのほかの写真はプラチナワイン撮影(背景はダミアン・ハースト『Emotion(H20-9)』)。作品・デザイン ©Damien Hirst and Science Ltd. All rights reserved, DACS 2026.
参考:Wallpaper*(2026年10月1日)、Galerie、WWDJAPAN、Luxe Digital の各記事。20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。

