こんにちは、デリバリーワインの澤口です。
普段の食事やお祝い事、パーティーなどに欠かせないのが『泡モノ』現在、世界中で非常に高品質なスパークリングワインが生産されています。でも、やっぱりシャンパンが一番！！という方は多いのではないでしょうか。

ただ、そんなシャンパンの難点は・・・とにかく高い！！ということ。

多くのシャンパンメーカー（特に大手）は古くから自社の『ブランド』をしっかりと確立しており、その分お値段がどうしても高くなってしまいます。しかし、「安いシャンパンって、甘ったるいか酸がキリキリして苦手・・・。」という声もよく耳にします。実際、コストパフォーマンスに優れたシャンパンは見つけるのが大変なんです・・・。

そんなシャンパンにも掘り出し物はたくさんあります！！本日ご紹介するランスロ・ピエンヌもそのひとつです！

もともとも非常にコストパフォーマンスに優れた生産者なのですが、更に今回は、通常の希望価格から30％ＯＦＦでのご案内が出来ることとなりました！！　シャンパンでこの値段、このクオリティはなかなかありません！！

本日ご紹介する『ランスロ・ピエンヌ』はシャンパーニュ地方、コート・デ・ブラン地区のグラン・クリュの村クラマンに本拠地を構える、家族経営の生産者です。

ワイナリーは現当主ジル・ランスロ氏(右)の両親によって1967年に設立されました。

ワイナリーの歴史自体は比較的浅いのですが、有名シャンパンメーカー『マム』の醸造責任者だったジル氏の曾祖父の時代から約100年間、一族はシャンパン造りに携わっています。

彼らが本拠地を構えるクラマン村はシャンパーニュの主要地区でもあるコート・デ・ブラン地区のグラン・クリュ指定の村。

実はシャンパーニュ地方では法的な格付けはＡＯＣシャンパーニュのみ。ブルゴーニュのような畑ごとの法的格付けは存在しません。

では『グラン・クリュ』とは何を基準につけられたものか？

それは、大手メーカーが栽培農家からブドウを買い付ける際の価格です。もっとも高い値段のついた17の村がグラン・クリュに格付けされました。

1919年の制定以来、長年にわたって構築されたこの評価は、現在では廃止されました。しかし、現在でも実際の区画のポテンシャルを判断する尺度として用いられています。

【クラマン村の入口】

シャンパーニュ地方でグラン・クリュ（最上級の区画）と認められた村は17しかなく、クラマン村はそのひとつです。

グラン・クリュのブドウ100％で造られるシャンパーニュは全体のごく一部で大変貴重です。大手メーカーの非常に高価なプレスティージュ・シャンパンか、グラン・クリュ村の小規模生産者のものに限られます。

ランスロ・ピエンヌはこのクラマン村に約8ヘクタールの畑を所有します。素晴らしい畑で丁寧に育てられたブドウが彼らのシャンパーニュとなります。

醸造ではは伝統的な手法を取り入れています。特に雑味が出ないように非常にゆっくりとプレスを行うこと、同じくゆっくりと3〜4ヶ月かけて二次発酵を行うこと、そしてデゴルジュマンの前に少なくとも30ヶ月以上熟成させることなどに留意して行います。

もっともスタンダードなノン・ヴィンテージのシャンパーニュ造りにおいて柱となる『リザーブ・ワイン』は、古いワインへ若いワインを継ぎ足していく「ソレラ・システム」を用いています。

これはシェリー酒の熟成方法に近く、私たち日本人の身近なもので例えると継ぎ足し、継ぎ足し育てられる「鰻屋さんの秘伝のタレ」といったところ！伝統の味がベースに残り続けたものとなります。

外見は薄い黄金色。泡立ちはきめ細やかで繊細。

グラスに注ぐと、果実感とチャーミングさを感じさせるアロマが特徴的です。花束や桃・アプリコットなどのニュアンスも感じることができます。

口に含むと非常にスムースで口あたりが心地よく、『ムースのような』シルキーな飲み口。ピノ・ムニエ主体ということもありシャープというよりは、コクがありがあり豊かな味わいです。ふくよかさの中に酸とミネラル感がしっかりとあり、バランスの取れた仕上がりになっています！！

安いスパークリングにありがちな「甘ったるさ」、「酸っぱいだけ」の鋭さはなく、まさに絶妙なバランス感！！ワインとしての美味しも泡で隠れずしっかりと伝わってきます！

ブリュット　トラディション N.V.

BRUT TRADITION

特価3,680円
（税込3,864円）

フランス・シャンパーニュ
（泡・白）

完売