30年経ったドンペリを開けてみたそのお味は!?

1975年 ドン・ペリニョンP3
これはドンペリP3 1975年もの大変高価なものです

ドン・ペリニョンの力!

30年も経ったシャンパンがこれ程素晴らしい熟成を見せ、美味しくなっているのは、もちろんドン・ペリニョンがそれだけ優れたシャンパンメゾンであり、優れた造り手であるという証でもあります。

日本ではドン・ペリは夜の街でとてもメジャーなシャンパンで高級酒の代名詞でもあります。
あまりにもメジャーなため、良く「ドン・ペリニョンって実際どうなのよ?」と聞かれることも少なくありません。

で、それに対する私の答えは、「お値段以上の優れたシャンパンだと思います」です。 
もちろん人それぞれ好みは違いますしドンペリは他の殆どのシャンパンと少し味わいは違います。

しかし、私はドン・ペリニョンは使用している葡萄も造りもトップクラスだと感じます。
泡もきめ細かくて味わい豊か。 毎回リリースされるヴィンテージはとても優れています。(もしヴィンテージが変わって 「あれ? 以前の方が美味しかったな」と感じたら1年くらいしてからまた同じヴィンテージを飲んでみてください。 恐らく印象評価は変わると思います)

やっぱりグラン・クリュ!

ドン・ペリニョンはグラン・クリュ(特急畑)のシャンパンで特急畑以外からの葡萄は使用しません。 また、ラベルには収穫された年、ヴィンテージが記載されるプレステージシャンパンですが、葡萄の出来の悪かった年には造られません。
小規模な生産者が多いシャンパーニュ地方の中では生産量はとても多く、沢山の量を作って出荷していますが、「大量生産」と言う言葉はとても相応しく無いくらいその品質は高く素晴らしいものです。

どんなに熟成感があっても、最初は気が付かなくてもちょっと嫌味に感じたり、飲みづらくなってきたり、そんなワイン、シャンパンは結局なかなか進まなかったり、残してしまったりという事があるのですが、このこれはそんな事は全く無くグイグイ行っちゃいました。

良い環境で熟成されたワインを飲むべし

そして、何よりも大切なのは正しく良い状態で保管され熟成されると言うことです。
熟成期間にもよりますが、オールドヴィンテージのワイン・シャンパンにはこんな風に普段飲み慣れているものよりも格段に美味しいものに出会うことがあります。
しかし、それも正しい保管方法、温度で熟成されているからこそです。
そんな、ヴィンテージワイン、シャンパンを是非皆様も一度経験してみてください。

1990年 ドンペリニョン>>

1990年の在庫ワインリスト>>

オールドヴィンテージのドンペリニョンリスト>>

カテゴリー: 1990年, シャンパン, ワイン情報 パーマリンク