1992年のシャトーマルゴー

1992年のシャトーマルゴー作柄・出来

ブドウ畑への非常に多大な労働が、かなり不利な天候条件を回避るために必要だった。まずブドウ畑を守るために、そして予想された多量の収穫を間
引くために行われた。最後に、ブドウの収穫のときの選別作業が必要で、これは特に入念な作業となった。このワインに多くの気品やフィネスと出逢う。
バランスは比較的控えめだが非常に調和がいい。
このヴィンテージには、タンニンの熟成が不十分なレベルであることが心配されたが、しなやかさと円熟さが、テロワールの特性をここでも証明した。
シャトー・マルゴー1992年は今日、香りにおける多くの魅力とフィネスを表現している。ブーケは熟成し、複雑で要するに非常に典型的だ。味わいはソフトで繊細で、フィニッシュには、非常に柔らかいノートを感じる。恐らく感動を与えるようなワインではないが、多くの喜びをもたらす。しかも飲み始めることができる。しかし恐らく後数年したらさらにより繊細で複雑になるだろう。(2008年4月)

 

1992年のボルドーメドック地区マルゴー村の気候

非常に乾燥した冬の後、天候は開花の間湿度が 高く、開花は長く続き不均質だった。夏は暑 かったが9月は特に雨が多く、これによりブドウ 畑の植物衛生保護が困難な通常よりももっと困 難になった。この後に好天が本当に戻ってくる ことはなかった。(9月29日の収穫)

 

セカンドラベル パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー 1992

かなり難しいこのヴィンテージに関してブドウ畑に行われた非常に多大な労働によって、とりわけ若いブドウの木に由来するブドウの実の品質を向上することができた。確かに若いブドウの木は、不利な条件のときには、ますます不利益を被る。 パヴィヨン・ルージュ1992年は、かなり軽いが非常によいバランスと爽やかさがあるワインだ。今では素晴らしい熟成に達し、ブーケには偉大なフィネスがある。今が飲み頃だ。(2007年4月)

 

白ワイン パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー 1992

パヴィヨン・ブランは1992年ヴィンテージの困難な条件を逃れることはなかった。かなり軽く、僅かに弱まっているが、その熟成は目覚ましかった。実際私
たちはこれほどのフィネスや調和が発展できることを予想してはいなかった。今日では、非常に飲み頃のワインだ。極めて偉大な複雑さは持ち合わせていないが、偉大な爽やかさがある。私たちは本当にもっと美味しくなるとは思わない。よって今飲むことを勧める。(2007年4月)

 

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