1987年のシャトーマルゴー

1987年のシャトーマルゴー作柄・出来

もっとも偉大なテロワールが明らかになったのは、より困難な状況の中だった。シャトー・マルゴー1987年は、多くのフィネスや香りの複雑さによって特徴を示す。確かに偉大なヴィンテージの濃厚さや豊満さに欠けているが、グランヴァンの華やかさや気品と出逢う。
今や熟成の頂点に達した。飲むべきである。しかしながら慌てる必要はない。(2010)

 

1987年のボルドーメドック地区マルゴー村の気候

天候は一年中不安定だった。暑さと乾燥は本当に定 着することはなかった。しかし9月の10日間は素 晴らしい暑さだった。ブドウの収穫は、頻繁な雨 により比較的遅かった。幸い寒く、腐敗は進まな かった。(10月5日の収穫)

 

セカンドラベル パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー 1987

パヴィヨン・ルージュ1987年は、シャト・マルゴーに似ているがもっと薄くもっと熟成している。難しいヴィンテージとしての多くの気品やフィネスを表現している。
かなり軽いが調和のとれたワインだ。今、非常に美味しく飲める。これから数年のうちに本当に味がよくなるということはないだろう。(2004年7月)

 

白ワイン パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー 1987

パヴィヨン・ブランのどちらかと言えば軽いが繊細なヴィンテージだ。一般的に、ボルドー地方では、白は赤よりも成功した。なぜならブドウの収穫は10月の雨が始まる前に完了したからだ。私たちの最高の喜びのためには、今が飲み頃だ。(2002年9月)

 

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