極上の甘口熟成ワイン、リヴサルト!
リヴサルトはフランス南西部で古くから造られている、甘口の酒精強化ワインです。
通常、葡萄がワインというアルコールになるためには、葡萄が完熟して蓄えてきた糖分を醗酵させてアルコールへと変化していきます。そのため、完成するワインも辛口のドライな風味のものとなるわけです。
ところが、このリヴサルトは醗酵の途中でアルコールを添加することで葡萄のアルコール発酵を止めてしまいます。そのため、アルコール分はしっかりとあるにもかかわらず、葡萄本来の天然の甘みが活きた魅力的な味わいとなるのです。
若い頃こそ、味わいにばらつきがあると言われていますが、長い年月熟成されたリヴサルトはキャラメルや花の蜜の濃厚で上品な香りに満ちており、ゆっくりと食後に楽しんでいただくのに最適な極上の甘口ワインに仕上がっています。