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クロ・マルグリット

(赤)クロ・マルグリット マールボロ ピノ・ノワール 2009

(ニュージーランド/マールボロ:ピノ・ノワール100%:赤ワイン)

 
 アカ・シロ・泡
商品コード: 8820024   容量:750ml
 (赤)クロ・マルグリット マールボロ ピノ・ノワール 2009
¥3,181(税抜) ¥3,499(税込) 
在庫: 0  在庫 なし

 アカ・シロ・泡
商品コード: 8878278   容量:750ml
 (赤)クロ・マルグリット マールボロ ピノ・ノワール 2009 お買得!6本セット
¥18,343(税抜) ¥20,177(税込) 
在庫: 0  在庫 なし

 

ピノはブルゴーニュに限る!
という方にも是非飲んでみて欲しい!

こんにちは、デリバリーワインの太田です。

ブルゴーニュのワインは大好きですが、この価格帯のワインは、生産者やヴィンテージや飲むタイミングによって失敗する事も多いのが現実・・・。

そして、美味しいものはどんどん値段が高騰してしまっているのも事実・・・。

世界各国で造られているピノもだいぶ品質水準が上がっているけれど、やっぱりブルゴーニュのピノに慣れ親しんでいると、奥行きや複雑味に欠けていたり・・・と、中々満足できるピノノワールに出遭える可能性が少なかったりします。

でも、本日ご紹介のニュージーランドのピノ・ノワール、クロ・マルグリットは、飲んでみて誰もが納得するであろう、高品質でとっても美味しいピノ・ノワールだと、胸を張ってご紹介したくなるワインです♪

 

こういうピノを求めてました!
常に美味しくて、ハズレがない!

クロ・マルグリットのピノに出遭った時、いつ誰と飲んでも安心できて、常に美味しくて、ハズレがなくて、素直に美味しい〜!と嬉しくなりました!

まさに「こういうピノを求めてました〜!」と大喜び!

ブルゴーニュ大好き、ピノ大好きの私も、大好きな生産者の1人です。

6月に生産者のジャン=シャルルとマルグリットの夫妻が来日した際に色々お話を伺い、「美味しさの秘密」を教えていただき、更に大ファンになってしまったワインです。

 

 

NZワインらしい素直なフルーツと、
ヨーロッパを感じる複雑なアロマ

クロ・マルグリットのピノ・ノワールは、豊かな果実味に加え、幾層にも重なる複雑なアロマを持っていて、ベルベットのような舌触りの滑らかなタンニン、熟して落ち着いた酸、エレガントで落ち着きのあるピノ・ノワール

新世界の親しみやすさ
× 
旧世界の複雑味

素直なフルーツたっぷりのNZワインらしい特徴もありつつ、マッシュルームやアニマルな要素などといった複雑な第二アロマ、それは確かにヨーロッパらしいニュアンスなのです。

それは、ベルギー出身のご夫婦で、小さい頃からヨーロッパワインに慣れ親しんだ二人が、ニュージーランドという異国の地で、「自分達らしさ(=ヨーロッパらしさ)」を出すよう、こだわりを持って造っているという、このワインだからこその、味わい。

 

自分達の手の行き届く範囲で丁寧に造るのがモットー

殆どの作業は基本的に、自分達二人で作業を行い、人を雇っての収穫についても厳密な指導の下丁寧に行っているというご夫婦の愛情がワインの品質にも繋がっています。

「葡萄の剪定は本当に大事だから絶対に自分達以外の人にやらせることはない」

日々、一本一本の葡萄樹と向き合って丁寧にワイン造りをしているクロ・マルグリットのワイン、一度飲めばきっと虜に・・・!

 

 

「美味しさの秘密」を伺いました!

本日は今年の6月にお伺いした、「美味しさの秘密」をご紹介したいと思います!

 

経験に基づいた工夫と、並大抵じゃないこだわり!

「旧世界と新世界の特徴を融合」
「テロワールを生かしつつ自分達らしさ(ヨーロッパのニュアンス)を表現するのがモットー」

言葉にするのは簡単ですが、実際にワインとして表現するのは、本当に大変なこと。

でも私はこのワインを飲んで、この言葉、そのままを、身体で感じることが出来ました。

どうしたらその夢を実現することが出来たのか?

その理由をどうしても伺いたくて、お会いした時質問を投げかけてみることに・・・!

すると細かい工夫は山ほどある中で、いくつかの具体例を挙げて丁寧に説明して下さいました!

■高密植にこだわる

まず、葡萄樹の密植は多くのワイナリーの倍近い密植度。

高密植はヨーロッパでは伝統的な方法でありながら、ニュージーランドではまだ珍しい方法。

生産コストはかさみますが、こうすることで、ピノ・ノワールならではの複雑味、森林やマッシュルームを思わせる第2アロマを引き出しているのだと言います

■ダブルギュイヨ仕立てでの剪定にこだわる

専門的な話にはなりますが、1本の樹から2本の枝だけを伸ばすダブルギュイヨ仕立てへのこだわり。

ニュージーランドでは4本の枝を伸ばす仕立て方が一般的ですが、凝縮度の高い葡萄を獲るためにこだわりを持っています。

この剪定に関してはとにかく、「本当に大事」だと語っており、「剪定は絶対に自分達以外の人にやらせることはない」と仰っていました。

殆どの作業は基本的に、知識をしっかり持った自分達だけで行い、丁寧に造ることを心がけているそうです。

■自然酵母のみを使用

自然な複雑味、ふくよかでアロマティックな香りを引き出す為に酵母は自然のものを使用します。

■新樽には入れない

樽に入れる目的は、ワインに少しのスパイス感を加えて奥行きを出す為

ピノノワールは繊細な品種だからこそ、強い樽香をつけないよう古樽を使っています。

タンニンは良く熟した葡萄に由来するフルーツタンニンのみ。こうすることで、ベルベットのようなシルキーな舌触りが生まれるのだそうです!

などなど・・・

話を伺えば伺うほど、ヨーロッパで今まで培ってきた知識を生かした畑仕事や醸造方法、そして、品質を第一にしたワインを造る為の並大抵じゃないこだわりを感じました。

 

■オーガニックは当然のこと!

また、クロ・マルグリットのワインはオーガニック栽培です。しかし彼らににとってそれは当然のこと。それをあえて、ラベルに表記したりということはしていません。

「私たちはオーガニックでの栽培アプローチをしてはいますが、 それを売り文句にしようとは思いません。 オーガニック だから 美味しいということではなく、 色々な条件が重なってワインが出来る。 バランスだよ。バランス。」とジャン=シャルル氏。

また、ワインに添加される瓶詰め前のSO2の量も、かなり低いそうです。

人口よりも多いと言われる羊たちは、畑の雑草を食べたりと、畑の生態系の一環を担っています。

 

 

二人のワインへの愛情と情熱!

ボルドーでワイン醸造を学び経験を積んだジャン=シャルル氏(右)と、ワインの卸売業を営む家庭に育ち幼い頃からヨーロッパのワイン文化に触れていた奥様マルグリッドさん(左)。

小さい頃から食卓には常にワインがあり、両親はブルゴーニュのワインを好んでいた、というジャン=シャルルさんは、「何かを自分で表現したい、造り出したい」という夢をワインに見出し、ボルドー大学に入学し、地質学と醸造を学び、いくつかのシャトーで経験を積んだといいます。世界中を旅して廻った後、このニュージーランドに可能性を感じて、この地で夢を現実化させることを決意したそう。

一方、ベルギーでワインの卸売業を営む家庭に育ったマルグリッドさんは小さい頃から、ワインを飲みながらそれに合うお料理を考えたり作ったりするのが大好きだったそうです。彼女の話を聞いているだけで、ワインがより一層美味しく、愛らしく感じてしまう、そんなワインへの愛情に溢れた方でした!

 

 

テロワールを生かす事に成功!

そんな二人は夢を実現すべく、1996年ニュージーランドに移住。実際に生活をしながら気候や風土を観察し、いくつかのワイナリーで経験を積みながら、2000年にようやく最初の葡萄を植え始め、2005年にワイナリーを設立しました。

焦らずにテロワールを研究した上で、実行に移すことで、その土地にあった葡萄を育て、マールボロの良さを引き出すことに成功したのです。

下記の畑の写真を見ると、ピノ・ノワールの区画がソーヴィニヨン・ブランの区画に挟まれています。

「まず、土壌が異なります。ソーヴィニヨン・ブランの区画は表土が薄いですが、ピノ・ノワールの区画は表土の粘土がより厚くなっています。また、ピノ ・ノワールは樹勢が強くなく、病害にも弱い葡萄です。アワテレは海岸に近いため、風も強いので、ソーヴィニヨン・ブランの樹でピノ・ノワールを護っているようになるこの畑はとても好都合なのです。」とのこと。

ボルドーで経験を持つジャン=シャルルさんですが、ボルドー品種ではなくピノノワールを育てている事に関して尋ねると、「ピノはカベルネよりずっと繊細で難しい品種だけど、海に近く夜は涼しいマールボロの気候に最適。その土地にあった品種をその土地にあった造り方で育てるのが一番大事なんだ」と話していらっしゃいました。

ピノノワールの初ヴィンテージは2005年。まだまだ今後の活躍が見逃せない生産者さんです!

 

全ては「バランスが大事!」

「味わいにおいても、ワイン造りにおいても、大事なことはバランス。何かの要素が突出するのではなく、私たちはバランスを意識している」と話すジャン=シャルル氏。

このバランスを取った女性が印象的なラベルには、彼らの目指す、

「旧世界と新世界の調和」

をアールデコ(古いものと新しいものの融合)で描いています。

このバランスを保っ たポーズにも意味を込めているそうで、

「三点のバランスを意味していて、 力強さとエレガンス、そしてピュアさのバランス」

を意識しているとの事。

また、彼らがこだわる葡萄の仕立て方、ダブルギュイヨの葡萄にもなぞらえているのだといいます。

ここにもこだわりがあったのですね♪このデザインは妻のマルグリットさんが考えたのだそうです!

■(赤)クロ・マルグリット マールボロ ピノ・ノワール 2009
Clos Marguerite Marlborough Pinot Noir

(ニュージーランド/マールボロ:ピノ・ノワール100%:赤ワイン)



 
 アカ・シロ・泡
商品コード: 8820024   容量:750ml
 (赤)クロ・マルグリット マールボロ ピノ・ノワール 2009
¥3,181(税抜) ¥3,499(税込) 
在庫: 0  在庫 なし

 アカ・シロ・泡
商品コード: 8878278   容量:750ml
 (赤)クロ・マルグリット マールボロ ピノ・ノワール 2009 お買得!6本セット
¥18,343(税抜) ¥20,177(税込) 
在庫: 0  在庫 なし

産地  ニュージーランド/マールボロ
品種  
ピノ・ノワール100%

☆☆☆ テイスティングコメント ☆☆☆

色合いは艶のある若々しいルビーレッド
注いだ瞬間から、甘く豊かな果実の
香りが立ち昇ります。

クランベリーやラズベリー、サクランボのようなチャーミングな赤い果実のアロマ。

たっぷりと太陽の光を浴び、適度な涼しさが美しい酸を育てたお陰でしょう♪素直な果実を感じます。

口の中ではフレッシュでフルーティーな果実の甘みが広がり、その後から、幾層にも重なる複雑なアロマが現れます

マッシュルームや森林といった土壌からくる旨味、ほんのり心地よく感じるワイルドな要素、スパイシーなニュアンス、スミレ等のフローラル香、複雑な第二アロマが存在します。

ベルベットのような舌触りの滑らかなタンニン、熟して落ち着いた酸、エレガントで落ち着きのあるピノ・ノワール。

そして飲み込んだ後で鼻の奥にふわ〜っと果実の香りが響きます。その香りの余韻が長いこと余韻も十分に長く、満足感あり。お肉料理が食べたくなるほどたっぷりの飲みごたえがあります。

ハーブ系のスパイスを効かせたトマト系のお肉お料理に♪鴨肉のグリルなどにも!

(2013年6月 太田テイスティング)

熟した果実味とビロードのように優しいタンニン、アロマティックで非常にバランスのとれたワイン。フレンチオークに由来するかすかなスパイスの風味があり果実味と上手に調和しています。 また引き締まった骨格を持っているので、数年間セラーで熟成させることも可能です。

(インポーター資料より)

輝きのある、明るいクリムゾンレッド。赤いサクランボや、数えきれないほどのスミレのアロマが、たっぷりと口いっぱいに広がり、長い余韻へと続きます。赤系果実に様々な風味が渾然となって、複雑さのあるワインです。

(95points James Halliday)

 

クロ・マルグリット

公式ホームページ: http://www.closmarguerite.co.nz/

(以下インポーター資料より)

新旧ワールドの華麗なる融合
クロ・マルグリットは、旧世界と新世界の特徴を融合したワイナリーです。
畑は、マールボロ地区に流れるアワテレ河の砂利質の段丘に位置し、最近になって発見されたテロワールの利点が存分に生かされています。
水はけの良い土壌と日照時間が長く乾燥した気候は、ぶどう樹の樹勢を抑え、ワインに成熟した香りを生み出すことに好影響を与えています。
栽培においては高密植やギュイヨ式仕立て、収穫量の制限など、旧世界の伝統を受け継いでいます。

歴史:クロ・マルグリットは、最高の地を求めて長い旅を続けた末に自らの夢を実現させた、家族経営の小さなワイナリーです。当主は、長年にわたってワインへの情熱を傾け続けているジャン=シャルル・ヴァン・ホーヴとマルグリット・デュボワの二人です。
ジャン=シャルルは1989年にボルドー大学醸造学部を卒業した後、シャトー・カノン・ラ・ガフリエールやシャトー・デ・ローレ、シャトー・ラ・フレイネルをはじめとするボルドーのシャトーで醸造の経験を積みました。
また1992年には、ベルギーのルーヴァン大学を農学修士として卒業、特にフランスのワイン畑における土壌の自然科学に対し興味を持ち、卒業論文のテーマはAOCピュイスガン・サンテミリオンの土壌図の作成というものでした。
一方、ベルギーのブリュッセルにてワインの卸売業を営んでいた祖父の元、マルグリットは幼いころからワイン文化を身近に感じながら育ちました。
二人は結婚して間もなく、自分たちの畑を持つことを計画しました。
その夢を実現するため、二人は新世界に目を向け慎重に調査を行った後、1996年に移住の地としてニュージーランドを選んだのです。
ジャン=シャルルはまず、ワイララパ地方の小さなワイナリー、グラッドストーン・ヴィンヤードにてニュージーランドワイン業界でのキャリアをスタートしました。そしてニュージーランドワイン業界最大のワイナリーのひとつであるコーバンズ・ワインで経験を積んだ後、家族と共にマールボロに移り、2001年までストーンリー・ヴィンヤードで生活しました。
現在ジャン=シャルルは、マールボロのワイホパイ・ヴァレ-に広がる数百ヘクタールに及ぶ畑の開拓を担っています。

マールボロを自分たちのワイン造りの地として選んだ当初より、ジャン=シャルルとマルグリットは、マールボロがプレミアム品質のソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワールを産出するのにふさわしい土地であり、驚くべき可能性を秘めていることを確信していました。そして実際にワイナリーを持つにふさわしい理想的な場所を探すため、マールボロ内をじっくり時間をかけて調査した結果、アワテア・ヴァレーにたどりつき、1998年に何もない10ヘクタールの土地を購入したのです。
あせらず、まずはしっかりとテロワールを知ろうと決めた二人は、実際に生活をしながら気候や風土を観察し、2000年にようやく最初のブロックに植樹しました。その後徐々に他の区画の植樹を進め、2005年にワイナリーを設立したのです。

土壌:畑は雄大なアワテレ川南岸、地質時代に川によって分断された砂利質の段丘に位置しています。畑に沿うようにしてそびえる高さ14メートル、幅700メートルの断崖を見ると土壌の層がはっきりと表れており、ジャン=シャルルにとって、自ら選んだ場所が正しい物であったという自信につながっています。
土壌は、泥岩に重なる2〜4メートルの水はけの良い砂利質からなる河川堆積物により構成されており、地表から50センチに満たない場所には黄土も少し混ざっています。
この段丘は地質学的に見て新しく出来たものであり、ごく最近形成された土壌は、ワイラウ渓谷のラパウラ通り沿いに位置するストーンリーやクラウディー・ベイなどのワイナリーの畑に似ています。
興味深いことに、この泥岩はサンテミリオン地区の丘陵に見ることが出来るモラッセのような典型的でよく知られている土壌とも似ています。
粒子が非常に細かい砂粒により形成された土壌は、樹木の根が栄養分を吸収しにくく、葡萄樹の生育にも制限を与えますが、このことは葡萄栽培において樹勢コントロールの観点からみると理想的なのです。

気候:非常に乾燥していて日照時間も長いアワテア・ヴァレ-の気候は、理想的なテロワールの条件がそろっており、葡萄樹の樹勢を効率的にコントロールすることが可能となっています。ニュージーランドで最も日照時間が長い地域であるマールボロの平均年間降水量は約650ミリ。乾燥し、天気が良い日が多いことで知られています。
この気候はフェーン現象によるもので、マールボロの西に位置する南アルプス山脈が雨を遮ることにより、マールボロの降雨量が少なくなるのです。
霜被害にあうリスクはありますが、クロ・マルグリットの畑は、渓谷から流れる冷気と、ワイン畑から見えるほど近くにある海の影響により、その可能性は低くなっています。

畑:ピノ・ノワールは1ヘクタールあたり4,000本、ソーヴィニヨン・ブランは3,000本と、クロ・マルグリットはマールボロの中でも植樹密度が高いワイナリーとして認識されています。ニュージーランドでは過去10年間、最高のピノ・ノワール生産者たちがこの方法で成功しており、ヨーロッパでは何世紀にも渡って伝統的に行われている方法ですが、高密植はニュージーランドではまだ珍しい方法です。
生産コストがかさむことがデメリットとして挙げられますが、それでもジャン=シャルルとマルグリットは品質を最重視し、ワイン造りへの可能性を信じる心と情熱が揺らぐことはありません。
ダブル・ギュイヨ仕立てでの剪定や、芽かきや収穫量の制限など、畑での作業はすべて低収量を保つために丁寧に施されます。(ソーヴィニヨン・ブランの収穫量は1ヘクタールあたり8トン、ピノ・ノワールは6トン)。
ソーヴィニヨン・ブランの初ヴィンテージは2002年、ピノ・ノワールは2005年で、最終選果はすべて手作業で行われています。

哲学:私たちは小規模なブティックワイナリーとして品質を第一に家族経営を続けていくことを目標とし、プレミアムワインを生産することに照準を定めています。ワインの品質こそが私たちにとって常に最優先するべきことであると考えています。



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