先日試飲会で出遭っちゃいました！！

とっても美味しくて、印象的で、「もう一度飲みたい！！」と思わせる、癒し系白ワイン！

試飲会の帰り、「近いうち、あのワインをゆっくり飲んで、癒されたいなぁ・・・」とうきうき気分♪

「少し脂身のある塩豚やパテやソーセージなどのお肉料理に合わせたら最高に美味しいだろうな・・・♪」
なんて想像しながら帰宅しました！

香り豊かなアルザスワイン。

熟した白桃、洋ナシなどの優しい甘みのある香りと、ライチやバラのような華やかな香り。

口に含むとじんわりその甘い熟した果実の旨味を感じ、程よいミネラル感と心地よい苦味がと共に舌に浸透していきます。レモンクリームをイメージさせる、甘さと酸味のバランスやふくよかさ。

香りは華やかなのですが強すぎず、水のようにスーッと溶け込む飲み心地の良いピュアな一面もあります。

しっとりキメが細かく、柔らかく長い余韻もあり、手間暇かけて造った葡萄の凝縮感やピュアさ、いい土壌からくる心地よいミネラル感と複雑味を感じます！

と、まぁそこまで分析しなくても、香りたっぷり旨味たっぷり、特徴的なのにしつこくなくて、なんだか飲んでいて癒される、素直に美味しいって思えるバランスの良さは、飲んでいれば自然と感じられると思います♪

少し脂身のある塩豚やパテやソーセージなどのお肉料理、ポトフ等に合わせていただきたいです！

アルザスワインの基本として覚えておきたい名前は、アルザスの古典的な複数品種をブレンドして造る「エデルツヴィッカー」。

アルザスで「いい造り手」の鉄則は、素晴らしいグラン・クリュを所有している事と、エデルツヴィッカーが美味しいこと♪

エデルツヴィッカーは生産者によって使用品種は様々で、ピノ・ブランやピノ・グリ、シャスラー、ミュスカ、オーセロワ、ゲヴルツトラミネール、リースリングといった多種多彩な品種が存在するアルザスでしか出来ないワインです。

使用する品種や土地、造り方、生産者の違いは勿論のこと、同じ生産者でもその年にできのよかったブドウの品種で造ることが多いため、毎年品種やブレンドの内容もかわり、出来上がるワインのタイプも色々。

だからこそ、まず飲んでみたいのがエデルツヴィッカーなのです！

このローリー・ガスマンのエデルツヴィッカーに使われている葡萄は、
オーセロワ60％、ゲヴュルツトラミネール30％、リースリング、ピノ・グリ

オーセロワはアルザスや南ドイツ辺りではおなじみの品種で、オーセロワ・ブランとも呼ばれ、ピノ・ブランの仲間だと言われています。味わいもピノ・ブランに似た要素を持ちますが、ピノ・ブランに比べワインにより重量感を与えます。

シャルドネに比べると、柔らかい質感とニュートラルな感じがどんなお料理にもなじみやすく、アルザスでは普段の食事からレストランでまで幅広く使われています。

ローリー・ガスマンは1661年から続く、家族経営のドメーヌ。現在もマリー・テレーズとルイ、その息子のピエール・ガスマン、そして17人のスタッフによって管理されています。

ビオディナミによるブドウ栽培の原則を取り入れ、51ヘクタールの畑は、約40haはロルシュヴィア、約10haはベルクハイムにありますが、ローリー・ガスマンは、それぞれの土壌の特性に合わせて幾つかのブドウ品種を栽培しています。

醸造には大きなオーク樽とステンレスタンクが使用され、素晴らしいエレガンスを備えた、穏やかで飲み易いワインとなっています。

常に4年分を超えるストック（100万本）を所有していますが、それは主にフランスの顧客用で、年間生産量の20％のみが輸出されています。