【ダニエル・サヴァール】
Daniel Savart
(以下輸入元資料より)
数百軒のシャンパーニュRMを訪問した上で確信をもって言えることは、「プルミエ・クリュ」(格付け90〜99%)の41の村々には、とりわけ秀逸な造り手たちがひしめいているということです。また、当たり外れが非常に大きいグラン・クリュと比較して、プルミエ・クリュの造り手たちの作品は総じてレベルが高いという特徴もあります。
彼らは皆口々に、「グラン・クリュの生産者には負けない、負けていない」と言いますが、その反骨精神こそが、かように美味しいシャンパンを造る原動力でありましょう。
そのうちピノノワールの名産地として特に重要なのが、ランス山の北部から西側の丘陵地帯にかけてのいわゆる「プティット・モンターニュ・ド・ランス」(小モンターニュ・ド・ランス)と呼ばれる地域です。
「ダニエル・サヴァール」は、ランス山西側の8つのプルミエ・クリュの村のひとつ、エキュイユに所在するRMです。2001年に家業を継いだ3代目フレデリック・サヴァールは、もともと大のブルゴーニュワイン好き。
「今でも可処分所得のほとんどは、ブルゴーニュワインに消えます。ルロワ、クロ・ド・タール、ルーミエが僕にとっての三大生産者」という彼(そりゃお金かかるよね!)、「同じピノノワールとシャルドネということもあって、偉大なブルゴーニュワインに匹敵するシャンパンを造りたいと思うようになりました。また、ブルゴーニュの栽培・醸造における考え方や手法のうち、良いと思われるものは積極的に取り入れていきました」。
2004年以降、彼の栽培思想は家族が残した古樹を中心に据えるものとなり、従来のリュット・レゾネからリュット・アンテグレへの進化、さらに小樽による発酵とバトナージュを伴う熟成、無清澄・ノンフィルターでのビン詰めといった改革を行いました。樽は、クリュッグ製205リットル樽、228リットル、300リットル、400リットルの4種類を使い、ヴィンテージごとの品種の特性に応じて高度に使い分けています。
「ブルゴーニュワインもシャンパンも、大事なのはミネラル、フィネス、エレガンス。偉大なワインとは、長く心に残るワインだと思います」。
シャンパーニュにまたひとり、新世代のプロフェッショナルが誕生しました。 |