商品コード：　8877999 　　容量：750ml 　（赤）シャトー・ムートン・ロートシルト　2011 ￥67,800（税抜）　￥74,580（税込）　 在庫: 0　　在庫　なし

最新ヴィンテージ2011が待望入荷！
ムートン史上、最上のクラシックなヴィンテージ

シャトー･ムートン･ロートシルトの最新ヴィンテージが数本のみ入荷しました！

2011年は稀にみる降雨量の少なさと、暑く太陽に恵まれた年となりました。特に４月５月の気温が通常よりもかなり高かったため、葡萄の生育が予想以上に早く進み、５月１５日には開花を記録。これはムートン史上最速で通常年よりも２週間半も早かった、とのこと。

さらに７月、８月も日照量が多く、さらに降雨量の少なさが歴然。通年８月の終わりまでに519ミリを記録するところ、2011年はわずか326ミリにとどまりました。

しかし、９月のはじめには好天に恵まれ、９月１２日から始まった収穫の際には素晴らしい天気が続き、２週間かけて行われた収穫期間の間、葡萄は見事に熟しました。

年間を通しての降雨量の少なさの影響で収穫量は低く抑えられましたが、その分、深みがありフレッシュ、ムートン史上５本の指に入るクラシックなヴィンテージとなった、と醸造責任者は述べています。

2011年はお買得！買うなら今！！

2011年は近年高騰し続けたボルドー市場において、ようやく価格が落ち着いたたため前年までと比較し、かなりお買得なヴィンテージとなています！

もちろん時間とともに高騰していくことは避けられないと思いますのでムートンコレクターの方には是非ともこの機会にお求めいただくことをオススメいたします。

フランス人彫刻家　ギー・ド・ルージュモンによるラベルデザイン

シャトー･ムートン・ロートシルトでは、毎年ラベルデザインが変更されており、これもコレクターの楽しみの一つとなっているのはあまりにも有名な話ですが、最新の2011年ヴィンテージでは、フランス人の芸術家　ギー・ド・ルージュモンによって描かれました。

目にも鮮やかな色彩、そして、特徴的な蛇行曲線が目をひく素敵なデザインは
「金色から濃い赤色へ。太陽の下で輝く明るいブドウの木からセラーの暗闇へ。」
という意味が込められています。

葡萄が芽を出し、花を咲かせ、やがてたわわな実りを付ける、葡萄の樹の一生を描くとともに、樹に実った葡萄がワインとして成熟し、さらに愛好家のセラーの暗闇のなかで大切に保管されるという、葡萄からワイン、そして消費者につながっていくイメージが表現されているそうです。

コントラストのはっきりとした曲線に、偉大なワインの誕生の軌跡をがえがかれているとか。
温かい想いのこもった素敵なラベルですね！

（赤）シャトー・ムートン・ロートシルト　2011
Chateau Mouton Rothschaild 2011

商品コード：　8877999 　　容量：750ml 　（赤）シャトー・ムートン・ロートシルト　2011 ￥67,800（税抜）　￥74,580（税込）　 在庫: 0　　在庫　なし

テイスティングコメント　公式HPより

The colour is intense, a dark red with brilliant highlights.

The supremely elegant nose displays red fruit aromas with touches of spice.

On the palate, a smooth, creamy attack yields powerful, velvet tannins. The roundness is remarkable, giving the wine very attractive length.

The finish reveals vanilla and chocolate aromas, with pleasant floral notes.

A very fine, classic Mouton and a great success in a tricky vintage.

高貴な魂で異例の第一級昇格を果たしたシャトー

シャトー･ムートン･ロートシルトはボルドーを代表する５つの偉大なる1級シャトーのひとつです。

しかし、ボルドーワインの格付けが初めて行われた1855年、シャトー・ムートン・ロートシルトはなんと格付け1級から除外され、不本意な2級という判定がなされました。

これについて当時のシャトーの代表であったフィリップ・ロートシルト男爵は猛然と反発。恐ろしい不正があったと訴えましたがこの声はあえなく退けられてしまいました。

この判断に対して納得のいかないシャトー･ムートンは、自らのワインラベルに「我々は1級にはなれなかったが、2級であることを決して善しとはしない。我々はムートンなのだ」といった主旨の文面を常にかかげ、1855年の判断に猛然と怒りをあらわにし続けました。

実際、彼らが生み出すワインは他の1級シャトーと常に同等、あるいはそれ以上のクオリティを維持し続けたのです。

その結果、1973年、当時の農業大臣によって第1級への昇格が認められることとなったのです。この判断は1855年にボルドーの格付けが行われて以来、初めてかつ唯一の変更となったのです。

以降、ムートンのワインラベルには「今は1級となり、過去には2級であったが、ムートンは不変なのだ」と書かれています。

高い誇りと、あくなきワイン造りへの取り組み。

偉大なワインを生み出すシャトーの世代を超えた意志が伺えるムートンならではの素敵なエピソードです。

シャトー・ムートン・ロートシルトの「ムートン」は「羊」の意味ではないのです

シャトー・ムートン・ロートシルトと言うと「ムートン＝羊」のイメージがありませんか？実際、たびたびエチケットには羊をモチーフにした絵が描かれています。

実はこの「ムートン」という名前は、「Motte de terre」という「土地の盛り上がった所、高み」という地形をあらわす言葉が元になっており、「羊」からきているわけではないのです。

最初の格付けでなぜ１級に選ばれなかったのか

1973年に第二級格付けから第一級に格上げされ、ボルドーを代表するシャトーとして君臨するムートン。彼らのシャトーが最初のボルドーワイン格付け（1855年）において1級に選出されなかったのにはいくつかの理由があるようです。

一つの理由は当時、ムートンの敷地の中にシャトーが無かったためと言われています。現在のシャトーは、格付けが行われた1855年から２０年以上経った1880年に建設されたものです。

また、もう一つは１９世紀当時、畑を所有していたのがイギリス人であったため。

もともと圧倒的な実力を誇っていたにもかかわらず、ワインそのものとは関係のない問題が邪魔をしていたようです。