試飲会翌日、「また飲みたい!」と思ったワイン
先日、立て続けに試飲会に行ってまいりました。300種類を超えるワインの中には、カルトと呼ばれるような高価なワインもあり、それぞれ個性的な味わいが魅力的な会だったのですが、試飲会の翌日「また飲みたい!」と、真っ先に思ったのが本日ご紹介する赤ワインです。
その名は、ボーグル・ビンヤード オールドヴァイン ジンファンデル。
錚々たるワインをテイスティングした後で、まず頭に思い浮かぶほど、このワインは印象的なワインでした!
気品漂うしなやかさとオーラにやみつき
折り重なるように溢れるソフトな香りは、イチゴジャムやブラックチェリーの甘みのある赤い果実香りに、赤りんごの皮を思わせる少し酸味のある香り、麦わらのような日なたを彷彿させる懐かしいニュアンスがはいり、とても穏やかで優しい印象。
十分な果実感とスパイシーさを持ち合わせつつも穏やかで、香りを嗅いでいるとホッとくつろいだ気持ちにさせられます。
色合いは濃く、味わいもその濃さがしっかりと舌に乗るのですが、ジューシーな果実のボリュームかまろやかで柔らかい口当たりが特徴的で、飲むにつれてやわらかさが増していきスーッと喉に入っていきます。これは熟した果実味の裏に、程よく控えめな酸とソフトなタンニンがしっかりと存在しており、三位一体のバランスが完成しているからこそ!
陽気なアメリカワインの印象が強い「ジンファンデル」ですが、ボーグルが造るこのワインには香りたつような気品を感じるから不思議です。
実際、試飲会に集まっていた酒販店、ソムリエの方たちも、このワインを口にすると、「旨いな〜」と、自然な微笑みをもらしていらっしゃったのも印象的でした。
滋味溢れる深い味わい
このワインは樹齢60−80年という驚くべき歳月を経た葡萄の樹から収穫された葡萄を使って造られています。
樹齢が60年も超えると、そこに実る葡萄の数はとても少なく、実る葡萄もごく小さなものになるため、収穫量はとても少なくなってしまいますが、その分深く土地に根ざした根っこから吸い上げられる土壌の栄養は数少ない果実に配分されるため、凝縮した濃く深い味わいの葡萄が完成されます。
この贅沢な葡萄を使うからこそ、ボーグルのジンファンデルは滋味に溢れる味わいが実現しているのですね!
ワインジャーナリストからも大絶賛!
「ベストバイ」獲得のジンファンデル!!
生産者ボーグルビンヤードはロバート・パーカー氏から「Top 20 Value Brand」とうい称号を得たほか、ワイン&スピリッツ誌では「2010 American Value Brands of The Year」を獲得、またインパクト誌では2000年から毎年「Hot Brand Award」を受賞するなど、多くのジャーナリストやワイン誌から「Great Value!」の称号を幾度となく与えられています。
特にジンファンデルの評価は高く、数々のコンペティションで金賞を受賞しています!
沢な葡萄を使うからこそ、ボーグルのジンファンデルは滋味に溢れる味わいが実現しているのですね!
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